偉人の部屋は汚かった!? 無理にミニマリストを目指すと才能が潰れることが明らかに

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整った部屋が、誰にとっても良いわけではなかった!?

 こんにちは、空間心理カウンセラーの伊藤勇司です。  世の中は片づけブームで、昨今では「ミニマリスト」や「シンプルライフ」という言葉が飛び交い、物が少なくて、片づけをすることこそが、いかに人生をよりよくするためには、重要であるのかという考えが、一般的には浸透しているかもしれません。  その世の中の流れに反して、僕は「片づけ心理」という立ち位置で、良い悪いはないという観点で、部屋の状態を捉えています。  部屋を綺麗にすることが目的ではなく、部屋の状態を通して自分を知ることで、人生をより輝けるものにする。そのためのサポートを、いつも心がけているのですが、今日は片づかないタイプの方への、朗報となるエピソードをご紹介します。  今の時代、当たり前のように、片づけをすることが正しいとされていますが、心理的な側面から空間を捉えてみることで、一般的に認知されているような、単純なことではない事例は数多く存在します。  ちなみにここ2~3年で増えているのが、「部屋が綺麗だけど幸せじゃない」と、人生に悩みを持たれている方々。このことをお話しすると、驚かれる方が多いのですが、事実として、そういった方々は増えているのです。  これについては、別の機会で執筆できればとは思いますが、「部屋が片づかない方」を、才能レベルで紐解いてみたときに、実は非常に独創的なポテンシャルが高く、創造的な分野で才能が開花する可能性を秘めています。  せっかくの機会なので、部屋が片づかないタイプに分類される、代表的な偉人を何人かご紹介してみましょう。 ●アルベルト・アインシュタイン 相対性理論を確立し、世界に多大なる影響を与えたアインシュタインのデスクは、常に書類や本で溢れ、無秩序の中で研究を続けていました。 ●パブロ・ピカソ 美術史上最も稼いだと言われるピカソは、所狭しと作品をアトリエに置いていました。ピカソは変化の天才と言われ、一つの画法に固執せずに、一生の中で何度も違う絵描きになっています。 ●スティーブ・ジョブズ 近年で世界に最も影響をもたらした、革新的な製品を生み出した人物と言えば、スティーブ・ジョブズと言えるのではないでしょうか。i-phoneをはじめとする、シンプルかつ洗練された製品を生み出したジョブズの仕事環境は、その対極にある、散らかった状態でした。  こうした研究者や発明家、その他、美術的な分野や音楽界のアーティストなど、独創的かつ、創造的な仕事をされている人ほど、部屋が片づかない状態になっているケースが少なくありません。  世界的に活躍されている女芸人の、渡辺直美さんも、そのケースですね。  これを、「部屋が片づいていないのは悪である」という、端的な考え方で捉えてしまうと、その人が本来持つ才能や可能性を、潰してしまう可能性があるのです。
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片付けで能力が引き出されるタイプと、そうでないタイプの違いとは?
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