富裕層が教えてくれた、免疫力が驚くほどあがる驚異の温泉場とは?
2017.08.05
財を成した傑物たちの関心は健康に熱く注がれる。富も名誉も自由になったうえで、人が求めるのは健康なのだ。“勝ち組”たる富裕層は、どんなメソッドを実践しているのか。取材を進めると、思わず膝を打ちたくなるような健康法のオンパレードだった。
昔ながらの健康法で、体のメンテナンスを集中的に行う猛者もいる。IT企業を経営する草苅達夫さん(仮名・43歳)が取り組むのは、年に2回の湯治。といっても、行くのは普通の温泉街ではない。
「10年ほど前、台湾の北投温泉という湯治場に連れていってもらったのが衝撃的で、以来ハマっています。ここは地熱で温まる北投石が豊富で、この石はラジウムをたくさん含み、ガスも出します。天然の放射線治療を受けているようなもので、温泉に浸かったり、寝そべっているだけで免疫が上がると言われているのですが、日本にも同様の効果が期待できる場所を見つけたんです。秋田にある玉川温泉がそれです」
最寄り駅は、東京駅から新幹線に乗って3時間ほどの田沢湖。駅から車で1時間ほど走ったところにある玉川温泉は、まさに秘湯ともいうべき佇まいだ。
「周囲には飲食店すらなく、湯治用の宿泊施設が1つあるだけ。ここに最低5日間、長い時は10連泊して朝から晩まで温泉に浸かり、岩盤浴で汗を流します。朝の7時に起きて3時間おきに1日4~5回は入浴しますね。玉川温泉はがんへの効能が期待されていることもあり、湯治場にはがん患者や実際に『治った』という人もリピーターでたくさん来ていて、温泉に浸かりながら話が聞けるのが面白い」
お湯は強酸性で、肌への刺激もかなり強い。
「皮膚が薄い場所はピリピリっとした痛みを感じ、お湯に長く入りすぎると肌が荒れることもあるので注意が必要」
玉川温泉の真価はなんといっても岩盤浴。宿舎から岩肌の道を15分ほど歩くと、ガスがもくもくと噴出するエリアに出くわすのだが、ここが体に効くのだとか。
世界でも希少なラドンの力を温泉&岩盤浴で堪能!
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