トレード再開したジョージ・ソロス。相変わらずな見立ての鋭さ

ジョージ・ソロスの見立てと、金と金鉱株の動き

 米国株を売却し、金と金鉱株を購入したソロスであるが、世界経済に関する彼の見立てはどうなっているのだろうか?ソロスの見立ては、一言でいえば「悲観」である。それも、中国経済に関する「悲観」と、英国およびEU諸国に関する「悲観」が主要な「悲観」であるようだ。  彼は中国経済のハードランディングを予測。また、英国のEU離脱も予測していた。そして、国民投票で英国民は、英国のEU離脱を支持し、ソロスの予測が的中することとなったわけだ。  ソロスの予測が的中し、ソロス・ファンドが買い進めていた金と金鉱株はどのように動いたか?  6月24日、EU離脱派が国民投票で勝利した後、金価格が大きく上昇し、一時8.1%高の1オンス=1358.54ドルと、2014年3月以来の高値を付けた。また、バリック・ゴールド株(ティッカーシンボル:ABX)は、同日、20.47ドル(+1.12ドル、+5.79%)と年初来高値を更新した。  他方、代表的な米国株の指標であるS&P500は、6月24日、2037.41ポイント(-75.91ポイント、-3.59%)となった。このように、金と金鉱株の上昇し、米国株が下がると言う、ソロスの見立て通りの結果となった。
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EU離脱は「バッドニュース」
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