千葉や神奈川でバーベキューのマナー違反が問題に。地元住民からも怒りの声
2016.05.08
公園、火気使用禁止へ キャンプ利用、トラブル多発で 「マナー向上呼び掛けたが…」野田市』千葉日報オンライン)
こうしたバーベキューの迷惑行為は、5月の大型連休の間にも各地でさまざまな波紋を呼んだ。これから夏に向かう中、ますます増えていくことが予想されている。
神奈川県茅ヶ崎市でサーフショップを営むFさんの元に、先輩から電話が入ったのも連休中の朝だった。
「地域のサーフィン仲間などで、定期的に海岸のゴミ清掃をしているんですがGW頃から秋口まで特に多くなります。漂着ゴミが多いんですが、今回目についたのはバーベキューの後始末をせずに網やら炭を置いていってしまう人がいたことでした」
そういうFさんが見せてくれたのは、砂の中に隠すように埋められた網や炭の写真。
「砂をどかしてみるとまだ熱を持った炭、残飯、焼き網、石ブロック、なんだかわからないゴミ、割れたガラス瓶まで出てきました。子どもも歩く砂浜なのに酷いもんです。しかも、一緒に捨てられていた角材、いったいどこから持ってきたのか? 炭だって、埋めても自然には還らないものなんです」
茅ヶ崎市もビーチの入口にゴミ箱を設置しているが、あくまでもバーベキューで出たゴミは持ち帰りが鉄則。市のホームページにもその旨記載されている。(参照:「茅ヶ崎市」)
千葉県野田市にある「市スポーツ公園」で、キャンプ、バーベキュー利用者のごみ不法投棄や違法駐車などの迷惑行為が問題となり、同市は市内都市公園での火気使用を禁止する方針で、9月1日施行をめどに関連条例の改正案を市議会定例会に提案することになった。
(参照:『網や炭を砂に埋めたまま帰る人
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