第25回「地球環境大賞」を東急電鉄が受賞。野本弘文社長「街づくりに終わりはない」

「産業の発展と地球環境との共生」に向けた、技術開発や保全活動などに熱心に取り組む企業、団体を表彰する「地球環境大賞」(主催:フジサンケイグループ)。その第25回授賞式が、港区の明治記念館にて、秋篠宮同妃両殿下ご臨席のもと開催された。

地球環境大賞を受賞した「二子玉川ライズ」

 大賞には周辺の自然環境と調和した「二子玉川ライズ」の開発を実現し、国際的な環境認証評価のLEED「まちづくり部門」で、世界初のゴールド認証を取得した東京急行電鉄が輝いた。

 式典では、冒頭、先の熊本地震の犠牲者に哀悼の意を表し、黙祷をささげた。その後、秋篠宮殿下がお言葉を述べられた。

秋篠宮殿下

式典にてお言葉を述べられる秋篠宮殿下

「気候変動をはじめ、地球環境に関わる事柄は数多く存在します。環境の保全とともに、自然災害についての意識を一層高めつつ、人類が自然と共存し、多くの貴重な生命を末永く育めるよう、環境諸問題に積極的に取り組んでいくことが大切です」(秋篠宮殿下)

 さらに、出席した東急電鉄の野本弘文取締役社長が登壇し、大賞受賞の喜びを次のように語った。

「栄えある賞を受賞でき、大変光栄に思います。『二子玉川ライズ』は構想から30年以上の歳月をかけ、水と緑と光の豊かな自然環境と調和した街づくりをコンセプトに開発を進めました。街づくりに終わりはありません。次世代に繋がる街づくりのモデルとなるよう、地域の皆様とともに引き続き取り組んでいきたいと思います」

日枝久フジサンケイグループ代表より、トロフィーを授与される東急電鉄の野本弘文社長

 また、「経済産業大臣賞」には、断熱性に優れた樹脂窓の開発を通じて、地球環境にやさしい快適な住環境の実現を提案したYKK APが受賞。「環境大臣賞」には、リサイクルがきできるアルミレス紙パック飲料容器を共同開発した伊藤園と凸版印刷が選ばれた。

 その後に行われたレセプションには受賞企業・団体のトップをはじめ、産学官から約500人が出席し、積極的な意見交換がとり行われた。

 環境諸問題に対して、産業界が果たす役割は今後さらに拡大していく。各企業・団体の積極的な取り組みに期待したい。<取材・文/HBO取材班>

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