イギリスのアウトドア団体Country Land and Business Association(CLA)のGlamping Show 2015 photo by CLA Midland(CC BY 2.0)
最近「グランピング」という言葉が話題になっている。
これは、「グラマラス」+「キャンピング」の造語で、一言でいえば、従来の「キャンピング」の「魅力のない」点を「魅力のある=グラマラス」に変えたものである。
従来、「キャンプ」といえば、自分たちでテントを張るとか、バーベキューセットや飲み物を用意しなければならなかった。これはこれで、たいへん楽しいもので、それこそがキャンプの魅力であるものの、一方で、できれば自分たちではやりたくない「労働」だと感じる人もいた。キャンプは楽しいが「労働」は嫌だ……。そんな層にに対して、キャンピングと言いながらも、ホテルや宿泊施設が提供され、バーベキューセットや飲みものが用意されている、いわば「あつらえ」でキャンプの楽しい部分を贅沢に過ごせるようにしたのが「グランピング」である。