タブレット市場の起爆剤になるか!? 最新OS「Android N」実装検証
iOSと違い、ユーザーのOSバージョンアップがなかなか進まないAndroid OS。3月に公開されたOSのバージョン別シェアによると、Android 5.0~5.1(Lollipop)が、シェア36.1%で首位を獲得。続いて4.4(KitKat)が34.3%、4.1~4.3(Jelly Bean)が22.3%。最新の6.0(Marshmallow)は2.3%と、ヴァージョンアップがスムーズに進んでいない状況だ。
そんな中、GoogleはAndroid 7.0に当たる「Android N」のプレビュー版を早くも公開した。ただし、現状ではNexus 6/Nexus 9/Nexus 5X/Nexus 6P/Nexus Player/Pixel C/Android Oneに対応するのみ。Nexus 5やNexus 7は、今のところ非対応となっている。今回はNexus 9に実際にAndroid Nをインストールしてみたので、これを利用して新機能を紹介していく。
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iPadでは画面を分割して2つのアプリを同時に表示する「Split View」というマルチタスク機能が利用できる。Androidも6.0で同様の機能が搭載されているのだが、それはあくまで隠し機能としてであり、有効化するにはシステムを書き換える必要があった。
一方、Android Nはマルチタスク機能を正式に採用。プレビュー版のAndroid Nにもすでに実装されており、2つのアプリを並べて同時に使える。
Android Nのマルチタスク機能を利用するには、履歴ボタンを長押しして並べたいアプリを選択すればOKだ。ただし、マルチタスク機能はまだまだ不安定。アプリが頻繁にフリーズしたり、クラッシュしてしまう。Android Nが正式公開されても、各アプリがマルチタスクに対応するまでは快適に使えないかもしれない点には注意が必要だ。
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大型タブレットに嬉しいマルチタスク機能を実装
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