マイナス金利時代に注目を集める高利回り積立「百貨店友の会」。オトクなのはどこ?
2016.03.17
大切なのは「自分にあった友の会選び」
そのほかにも、「友の会の会員は常に百貨店内の殆どの商品が割引価格で購入できる」という大盤振る舞いを行っている百貨店もあるほか、特別な優待制度として宝塚歌劇団の特別公演を見ることができる「阪急友の会」、ベビー・子供用品の特別割引やケーキのプレゼントが受けられる「佐世保玉屋キッズママクラブ」(長崎県)など、友の会会員に向けてユニークなサービスを行っている百貨店もある。 また、お中元、お歳暮などがかなりお得な値段で送れる百貨店もあり、贈り物をする機会が多い人はそのような優待がある百貨店を選ぶのが良いだろう。 このように、利率の高さ以外にもオトクなポイントが沢山ある百貨店友の会。 一番大切なのは、利率のみにとらわれず「自分にとってどれが一番便利でオトクな友の会か?」を見極めること。上手に活用していきたい。 表:主な百貨店の友の会制度比較(出典:デパート通信)<取材・文・写真/都市商業研究所> 【都市商業研究所】 若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体。Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。Twitterアカウントは「@toshouken」 ※都商研ニュースでは、今回の記事のほかにも下記のような記事を掲載中 ・大名古屋ビルヂング、3月9日グランドオープン-伊勢丹出店 ・ダイエートポス北千住店、2016年度中に閉店へ-千住一丁目再開発に認可 ・サンストリート亀戸、3月31日閉館-アイドルイベントの聖地 ・さいか屋川崎店跡、解体へ-跡地未定のまま
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