割引カード「ポンタカード」で“お得の四重取り&五重取り”
冒頭で「カードには、メインカードとなるクレジットカード、ポイントを貯めるためのカード(電子マネー系を含む)、割引を受けるためのカードの3種類がある」と佐藤氏は語っているが、ポンタカードには「ポイントを貯めるためのカード」としての機能のほか「割引を受けるためのカード」としての機能も有している。
「ローソンでポンタカードを提示してクオカードで買い物をすると、1%のポイント還元がつくように、ファミリーマートでTポイントカードを提示してクオカードで買い物をすると、同じくらいのポイント還元があります。ですが、あえてポンタカードをオススメする理由は、ポンタポイントは、ローソンにあるロッピーという端末で、ポンタ会員専用のお試し引換券と交換ができる点にあります。たとえば、1000円くらいのお酒や化粧品が400ポイント。200円くらいのアイスクリームやお菓子、カップ麺、ビールのおつまみなどが70ポイントで交換できます。ローソンに置いてある商品は、切手や宅配などのサービス以外のほとんどのものが、ポンタポイント1ポイント=1円として交換できますが、このお試し引換券であれば、1ポイントが2円や3円分の価値となるのです。もちろん、お試し引換券で商品をもらうときに、ポンタカードを提示すれば、ちゃんとポンタポイントがついてくる。ポンタポイントは、無限ループ状態。“お得の四重取り&五重取り”になるわけです(笑)」
⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=86440
図解「5%以上得する」コンビニ買い物術
この手の“お得ネタ”は、広く知れ渡れば渡るほど、改悪される傾向にある。『普通の人がケチケチしなくても毎年100万円貯まる59のこと』には、この他にも、スマートに得をするための方法が、盛りだくさん。“まだまだお得”な状態のうちに、その恩恵にあずかってみては!?<文・写真/HBO編集部 協力/佐藤治彦>
【佐藤治彦】
経済評論家、ジャーナリスト。1961年、東京都生まれ。慶応義塾大学商学部卒業、東京大学社会情報研究所教育部修了。JPモルガン、チェースマンハッタン銀行ではデリバティブを担当。その後、企業コンサルタント、放送作家などを経て現職。近著に『
知識ゼロからの為替相場入門』(共著/幻冬社)、『
普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』(扶桑社)など。