その他、主なスペック面を見てみるとプロセッサにA8チップを採用することに加え、メインカメラも800万画素と言った具合にディスプレイサイズを除けば「iPhone6」シリーズとほぼ同じ内容となっている。
3D Touch にも非対応といった具合にiPhone6sシリーズと比べ、ややスペックも抑えめ。さらに、ディスプレイのサイズも小さくなるため、$400~500(4〜5万円)程度とやや価格は落ち着くことが予想されている。
⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=85064
歴代iPhoneの主なスペック
iPhone SEに搭載されるOSは、リリース間近と言われる「iOS9.3」。すでにベータ版が公開されているほか、Apple公式サイトで主な新機能のアナウンスが開始されている。
そんなiOSのなかでも、注目したいのがディスプレイから発せられるブルーライトをカットする「Night Shift」だ。就寝時にブルーライトを浴びると体内リズムに影響が出てしまうという報告に基づいて搭載される新機能で、コントロールセンターから操作することができる。取得したロケーション情報によって日の入り時刻を推定して自動で目に優しい暖色系の色味に変更してくれる。
その他にも、Touch IDに指紋認証機能を搭載するほか、ヘルスケアやCarPlayの機能強化、教育現場におけるデバイスの共有や集中管理機能を搭載するなどマイナーアップデートとしては大きな進化を遂げること必至といえよう。
iPhoneSEは、まだ正式発表されていないため、リーク情報や憶測の情報が飛びかっているに過ぎないが、発表は現地時間で3月18日もしくは21日ではないかとされている。その時期に近づくにつれて、信憑性の高い情報が増えていることは確かと言えそうだ。<文・写真/古作光徳>
【古作光徳】
パソコン関連誌の編集部を経て、2006年にライターとして独立。主にパソコンやスマホ、家電関連誌などを中心に活動中。近年は車やバイク、将棋など、趣味関連誌の執筆や編集にも携わっている。