SBI証券vs楽天証券――低価格ファンド販売戦争のゆくえ
2016.02.17
短期的な乱高下相場に翻弄され、大損してしまう株&FX投資家が多いなか、着実に増やしているのがインデックス投資家だ。インデックス投資家とは、日経225やTOPIXなどの指数と連動するファンドを毎月積み立て購入していくだけの地道な手法。しかし、地味なだけに猿マネも簡単だ!資産形成を目指すなら、まずは堅実な投資法も学ぶべし!!
インデックス投資をするうえで、最も使い勝手のいい証券会社といえば、ファンドの種類も豊富なSBI証券だ。だが、そこに追随する形で、一般投資家を取り込むべく、低コストのファンドを取り扱い始めたのが、楽天証券である。
’15年9月に三井住友・DCファンドの一般向け販売を発表。信託報酬が同種類のファンドの約3分の1に設定するなど低コスト競争を仕掛けたのである。それを受けて、SBI証券はニッセイのインデックスファンドの信託報酬を大幅に引き下げると発表。まさにインデックスファンドの低価格競争が勃発したと言っても過言ではない状態なのである。
インデックス分散投資にとって、信託報酬の安さは購入するファンドを決めるのに重要な要素の一つ。それも含めて証券会社、購入するファンドは慎重に選びたい。
― インデックス分散投資の究極奥義 ―
信託報酬を巡った低コスト競争が加速
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