スマホゲームの台頭と消費税増税で苦境に立たされるゲームセンター

ゲームセンター

ミカドでは平日の夜でも常連客が絶えない

 4月1日から8%に上がった消費税。 「今回の消費増税の影響で年間、大体50万~100万の利益が減ります」  そう語るのは、東京都新宿区高田馬場にある「ゲームセンターミカド」を経営する池田稔さん。  100円玉や50円玉など、ワンコインで遊ぶのが基本のゲームセンターでは細かい価格対応が困難なため、これまでも消費税分は価格に転嫁していなかったという。 「昔はゲームセンターもにぎわっていたし、それでも平気だったんです。でも’00年代に入ってから売り上げはずっと右肩下がり。震災の影響で電気代は上がり、おまけにスマホゲームの登場でお客様はさらに減りました。そんなところに今回の消費増税で、泣きっ面に蜂といった感じです」  今回の消費増税のタイミングでお店を閉めてしまったゲームセンターも少なくないと言う。 「業界全体が大変なので、同業者同士で協力してイベントを行ったり、もう生き残り勝負ですね。後、ウチ独自の通貨をつくって50円ゲームであれば200円で5枚のメダルと交換することで、4回のプレイ料金を5回にする……。なんてことも考えています」  池田さんにこのような苦しい状況でもお店を閉めない理由をたずねると苦笑いしながら「意地ですね」と、答えてくれた。 <取材・文/HBO取材班>
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