「iPhone Mania」より
新型iPhoneの発表会が、来月9日に行われるのではないかと、まことしやかに囁かれている。昨年行なわれたiPhone 6/6Plusの発表会では、液晶画面の大型化と本体のスリム化が大きな話題を呼んだが、今回はいったいどんなサプライズが用意されているのだろうか? iPhoneユーザーは、きっと一日も待ちきれない思いであろう。そこで今回は、来月発売されるであろう新型iPhoneの全貌を、ネット上にあふれる様々な情報から、大胆予想してみる。
「M.I.C. Gadget」より
まず、何よりも気になる発売日だが、「9月18日(金)発売」説と「9月25日(金)発売」説の2つの説がある。「
iPhone Mania」では9月18日と予想。カウントダウンページも開設している。一方
「M.I.C. Gadget」では、9月25日説も浮上。これは、中国にあるFoxconnの工場内の人物からの情報としている。
例年、iPhoneの発売日は公式発表から7~10日後の金曜日になっている。このことからも、第1次発売国の最有力候補は9月18日といえそうだ。ちなみに、日本は第1次発売国になるので、直接的には関係ないが、オランダの
「techtastic.nl」によると、第2次発売国は25日になるのではと予想している。
「MacRumors」によると、ドイツのキャリアがすでにリークしているとも報じており、大方の予想通り、第1次国での発売は、9月18日と見て、ほぼ間違いはなさそうだ。
・9月18日に発売される確率…95%
噂その2:カラーラインアップはベーシックカラーの3色+ローズゴールドが有力?
「Cult of Mac」より
iPhone 6/6Plusは、シルバー、ゴールド、スペースグレイの3色を展開。しかし新型iPhoneにはこれに加え、レッドが追加されるのではと、中国のサイト
「MyDrivers.com」が報じている。どうやら、これはFoxconn関係者からの証言のようだ。
そしてこのレッド、以前から噂になっているローズゴールドではないかと言われている。
「Cult of Mac」では、中国のSNSに掲載されていたローズピンクの新型iPhoneの画像が掲載されており、信ぴょう性はかなり高いのではないだろうか。
・カラーラインアップが4色になる確率…85%
噂その3:内蔵メモリは2GB、CPUの性能は大幅に向上?
「MyDrivers.com」より
iPhoneは新型が出る度にCPUやグラフィックの性能がアップしているのは、ご存知の通り。そして、今回採用されるCPUは1.85GHzの「A9チップ」と判明。
「MyDrivers.com」では、Geekbenchによるベンチマークスコアが公開されている。シングルコアで2090、マルチコアで3569。iPhone 6/6Plusに比べCPU性能は28%、GPUは60%アップしているという。
なお、内蔵メモリは今回のベンチマークスコアから2GBであることがほぼ確定。スペック的には満足のいく仕上がりになっていると思われる。
・CPU「A9チップ」&内蔵メモリ「2GB」になる確率…95%
噂その4:MacBookと同じ感圧式ディスプレイを新搭載?
「9to5Mac」より
新型iPhoneには、いくつかの新機能が搭載されると予想されている。そのひとつが、感圧式ディスプレイ「ForceTouch」だ。ディスプレイがタッチ圧を測定し、押した強さによりさまざまな機能を割り当てることができるというものだ。
「9to5Mac」によると、地図アプリでナビゲーションをすぐに始められたり、ミュージックアプリで指定した曲のプレイリストやオフライン再生の追加、アプリアイコンを強く押すことによる特定の機能の動作、Safariでのプレビュー表示などが行えるようになるとのこと。
すでにForce TouchはMacBookにも搭載されているので、新型iPhoneにも搭載される可能性はかなり高そうだ。
・Force Touchが搭載される確率…90%
噂その5:カメラの画素数は1200万画素にアップ?
「NEW」より
iPhoneのカメラ機能は新機種が出る度に進化している。
「NWE」によると、画素数は1200万画素になるとのこと。現行のiPhone 6/6Plusの800万画素から大幅に画素数はアップするようだ。
また、現行のiPhone 6/6 Plusと同様、レンズ部は突起したデザインになる模様。このデザインについては、ユーザーの間でも賛否両論ではあるが、新型iPhoneでもどうやら踏襲されそうだ。
・カメラ画素数1200万画素&レンズ部が突起したデザインになる確率…90%
噂その6:高速LTE対応だが、キャリアごとに速度は多少異なる!?
「9to5Mac」より
「9to5Mac」によると、新型iPhoneに搭載されるモデルチップは米Qualcomm製の「MN9635M」が採用される見込み。このモデムチップは現状の3G規格は全てカバー。LTE Cat 6対応となり、下り最大速度は300Mbpまでアップしている。
300Mbpsに対応するかどうかは各キャリアの判断となるが、新型iPhoneは現行機種よりもより高速になることはほぼ間違いないと見ていいだろう。
・高速LTE対応になる確率…95%
噂その7:厚みは0.2mmアップ、4インチ版iPhone 6は発売延期?
「Unbox Therapy」より
その他に、現状のiPhone 6/6Plusから変更されると思われる点をまとめてみる。まず厚みだが、
「Unbox Therapy」の動画によると、ケースの厚みが0.2mmアップする模様。iPhone 6/6Plusはズボンの尻ポケットに入れたままイスに腰掛けたりすると、曲がったり折れたりしてしまうというトラブルが起きていたが、その防止のためではないかと言われている。
次にiPhone 6/6Plusで不評だったサイズだが、今回、iPhone 5sと同じ4インチのiPhone 6cが発売されるのではないかと期待されていた。しかし残念ながら、今回の発表会ではお披露目されない可能性が高そうだ。
「M.I.C. Gadget」によると、来年の4~6月頃の発表になるのではないかと報じている。
・厚みが0.2mmアップする確率…85%
・4インチ版iPhone 6cが発売される確率…20%
ネット上で囁かれる噂は以上だ。毎年恒例となった、新型iPhoneの発売。今回はどんなサプライが待っているのだろうか。その答えは、9月9日に明らかになる。<文・写真/三浦一紀 Twitter:
@KazMiu>
【三浦一紀】
ジャンル関係なくなんでも書きます系雑文ライター。どっちかというとインドア寄り。GIZMODO JAPANでも原稿書いてます。