Apple Watchだけじゃない!スマートウォッチはこれを買え

スマートウォッチ01-01 4月24日、AppleWatchが華々しく発売されたことを覚えているだろうか? 「Appleがリリースした全く新しいデバイス!」という見出しに小躍りしたものの「iPhoneがなければただの腕時計」だということが分かり、がっかりした人も多いことだろう。  しかし、ちょっと待っていただきたい! スマートウォッチは、AppleWatchだけじゃないことをご存知だろうか? 実はAppleWatch発売から遡ること一年近く前、Appleとスマートフォン市場の双璧をなすGoogleが、Androidをベースにしたスマートウォッチをリリースしているのだ。  そこで今回は、Android携帯ユーザーのために、“AppleWatchじゃない”もう一つのスマートウォッチの世界をご紹介する。

スマートウォッチって、そもそもなに?

スマートウォッチ01-02 スマートウォッチは、AppleWatchとAndroid Wearで程度の差こそあれ、スマートフォンの子機としての役割が強く、スマートフォンに新しく来た通知や情報を手軽に手元で確認ができる、そんな製品だ。今回の記事で取り上げるAndroid Wearには主に以下のような機能がついている。 ・時計表示 ・スマートフォンに到着した各種通知の表示(メールや再生中楽曲等の表示) ・音声認識でのウェブ検索 ・google mapと連携したナビゲーション ・文字盤の変更  ここにスマートフォンと同じようにアプリを追加していくことによって、自分好みにカスタマイズできるようになるというワケだ。

ビジネスシーンでの具体的な利用方法

スマートウォッチ01-03 では、ビジネスシーンでは、どんな点が役立つのか? 具体的には、下記が有効な点になるだろう。 ・googleカレンダーと同期した予定の通知 ・google keepでのメモの作成・表示 ・スマートフォンで受信したメールの表示 ・鉄道航空などの公共交通機関の情報表示  この有効点を具体的に一日の流れで追って見ると、朝起床して時計を装着→身支度をしながらその日の予定とメールをチェック→家を出ると会社への到着予定時刻や遅延情報が表示される→出社後google keepにメモをした業務を確認→業務スタート。といった感じに、すべての情報が腕時計のみで確認ができるというわけだ。  仕事中にスマートフォンを取り出し情報をチェックする様子は、必ずしも上司にいい印象を与えない。だが、スマートウォッチがあれば、時間を確認するというごくありふれた動作で、すべての情報を手に入れられる。これがスマートウォッチの醍醐味であり、最大の利点なのだ。 <文・図版/村野裕哉> 【村野裕哉】 PowerMacとWindows98で育った平成生まれのガジェッター。趣味の旅客機を眺めつつHTML/CSS/Javaなどを中途半端にかじって育つ。ブログなどでレビュー記事を執筆中。twitter : @anaji_murano
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