小遣いアプリ「FilMil」(左)と「LINEフリーコインVideo」(右)の画面
あなたは電車の中などの暇な時間に何をしているだろうか。SNSやスマホゲームもいいが、アプリ上で“動画を見るだけ”で、いい小遣い稼ぎがあるとわかれば、有効な時間の使い方になるのではないだろうか。その小遣い稼ぎアプリとは「FilMil(フィルミル)」と「LINEフリーコインVideo」の2種類。それぞれの使い方を紹介していこう。
フィルミルの場合、アプリを立ち上げると画面に「CMを見る」と表示される。あとはタップして自動的に流れるCMを視聴し、二択の評価を行えば終わりだ。獲得ポイントはTポイントと自動的に交換される。また、「iTunesギフトコード」や「Amazonギフト券」と交換することも可能。1回の視聴で獲得できるのは1円分と多くはないが、ほとんどのCMが15~30秒なので、スキマ時間にはピッタリだと思われる。
一方、「LINEフリーコインVideo」の使い方は、LINEを立ち上げて「その他→フリーコイン」へと進む。あとは、表示されたビデオを視聴すればLINEコインを獲得。30秒のCMで2コインが得られ、LINEスタンプの購入に使うことができる。
こういったお小遣い稼ぎに使えるアプリの現状を、ポイントまとめサイト『ポイ探』の菊地崇仁氏は次のように解説する。
菊地崇仁氏
「通勤時など暇な時間は意外に多いもの。空いた時間を活用して見れば、知らない間にまとまった単位のポイントが貯まります。似たサービスは昔から存在しましたが、CMの種類が少なくてポイントがなかなか貯まらなかった。今はやりやすい時代ですね」
また、菊地氏によるとほかにも有効なアプリはあるという。
「『さんポトラ』という移動した距離に応じてポイントがもらえるサービスがあります。例えば、自宅を出る時にチェックインしておけば、ただ移動するだけでポイントが貯まります。ほかにもPontaや楽天、ソフトバンクのサイトでは1日1回限定で“ポイントくじ”を行っています。『Yahoo!ショッピング』アプリのくじも、1000Pの当たりが結構出るそうで評判がいい。電車の中でくじを引くことを毎日の習慣にするとけっこう稼げるのでは?」
スマホゲームなどでついつい無駄にしがちなスキマ時間。これらのアプリやサービスを活用してみるのも一つの手だろう。<取材・文/HBO取材班>
【菊地崇仁氏】
ポイント交換案内サービス『ポイ探』代表。ポイントやクレジットカード、マイレージに関する豊富な知識を生かし、テレビや雑誌等、多数のメディアでも活躍している