“ちょい古カメラ”の使い勝手をよくする方法

ちょい古カメラ_image 毎月のように最新モデルがリリースされるデジカメの世界。新しいモデルであればあるほど多くの機能が追加され、オールマイティなシーンで使いやすくなるように進化を続けている。ゆえにデジカメ界の最新機能を使いたいと思って最新モデルへの買い換えを考える人もいるだろうが、ちょっと待ってほしい。実はスマートフォンなどと同様に、デジカメにも古いモデルで新機能が使えるようになるワザがあるのだ。中には使い勝手だけではなく、画質がアップする機能もある。今使っているデジカメを買い換える前に、ちょっと試してみてはいかがだろうか。

その1:ファームウェアをアップデートする

ちょい古カメラ_ファームウェア スマートフォンの基礎機能を最新仕様に変更できることで有名なファームウェア。CPUなどのハードウェアは従来のままとなるが、ソフトウェア部分を刷新することで機能をアップできるサービスだ。  意外に知られていないが、大手のデジカメメーカーでは、同じようにデジカメ用のファームウェアを公開している。もちろん、無料だ。古いモデルのファームウェアは不具合を修正するものが多いが、ここ数年に発売されたモデルのファームウェアは、多数の機能も追加してくれる。例えばオリンパスのOM-D E-M1のファームウェアをアップデートすると、以下のような機能向上が見込める。モデルチェンジしたといってもいいくらいの充実っぷりだ。 例)オリンパス「OM-D」「E-M1」のファームウェア ・電子ビューファインダーの表示タイムラグを短縮 ・AF追従連写が6.5コマ/秒から9コマ/秒に向上 ・アートフィルター、ムービーエフェクトの追加 ・流れる星空撮影が簡単に行えるライブコンポジット機能の追加 ・背の高い建物を真正面から撮影したようにできる台形補正機能の追加 ・流し撮り用のシーンモードを追加  どんな機能が追加されるか、または性能が向上するかは、デジカメによって異なる。これは、最新モデルに搭載される新型CPUや画像エンジンによってのみ実現可能な機能もあるためだ。それでも、どんなファームウェアでも使いやすさがアップすることは確実。下記のリンク先から自分の使っているデジカメのファームウェアダウンロードページにアクセスして、表示された手順またはマニュアルの指示にしたがって最新仕様にアップデートしよう。 ・キヤノン http://cweb.canon.jp/e-support/software/index.html ・富士フイルム http://fujifilm.jp/support/digitalcamera/download/index.html ・ニコン http://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/ ・カシオ http://support.casio.jp/download.php?cid=001&pid=1 ・ソニー (一眼)http://www.sony.jp/ichigan/update/ (コンデジ)http://www.sony.jp/cyber-shot/update/ ・オリンパス http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/ ・パナソニック http://av.jpn.support.panasonic.com/support/dsc/download/index.html ・リコー http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/dc/download/ ・ペンタックス http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/firmware/

その2:Wi-Fi対応SDカードを用いる

ちょい古カメラ_Eyefi 昨今のデジカメに搭載されるようになったWi-Fi機能を使うと、撮影した写真をスマートフォンやタブレット、パソコンにワイヤレスで転送ができる。撮影後すぐSNSなどで公開したいときに便利な機能だ。この機能はハードウェア由来のものなので、残念ながらファームウェアのアップデートでは実装できない。  そこで用意したいのがWi-Fi機能を持ったSDカードだ。専用のアプリを使うことで、Wi-Fi機能搭載デジカメと同じように写真のワイヤレス転送が可能になる。  いくつかのメーカーから発売されているが、撮影後自動的に転送される機能を求めるならアイファイのEyefi Mobiシリーズがいい。実勢価格は32GB仕様で5,500円ほど。RAWデータが自動転送できるEyefi Mobi Proは9,100円ほどとなる。容量無制限で写真をクラウドサーバーにアップデート/ダウンロードできるEyefi Cloudサービスとも連携しており、Eyefi Mobiなら3ヶ月、Eyefi Mobi Proなら1年間の無料期間がついてくる。  スマートフォンの画面で転送したい写真を選びたいのであれば、東芝のFlashAir W-03シリーズがオススメだ。実勢価格は32GB仕様で7,980円となっている。

おまけ:スマホに転送した画像をコンビニ&量販店でプリントアウト

ちょい古カメラ_プリント

プリンターによっては肌修正など多彩な機能がついている

 Wi-Fi対応SDカードを使って撮影した写真をスマートフォンに転送しているのであれば、ぜひともチャレンジしてほしいのがプリントアウトだ。普通のSDカードでもプリントアウトサービス(有料)を行っているショップの店頭に行けば印刷したい写真のみをプリント可能だが、以下のサービスであればスマートフォン内に保存した写真をインターネット経由で転送し、店頭で待たずにプリントできるというメリットがある。 ・ネットプリント(セブンイレブン) http://www.printing.ne.jp/ ・ネットワークプリントサービス(サークルKサンクス、ファミリーマート、ローソン) https://networkprint.ne.jp/sharp_netprint/top.aspx ・デジタルプリント(ヨドバシカメラ) ※自宅配送対応 http://www.yodobashi.com/ec/print/ ・YAMADAネットプリント(ヤマダ電気) ※自宅配送のみ http://yamada-denkiprint.jp/ ・スマホ写真プリント(カメラのキタムラ)※自宅配送対応 http://www.kitamura-print.com/smartphone_print/  いかがだっただろうか。使い慣れたデジカメを買い替えるというのは、あまりに忍びないもの。ならば、無料もしくは低予算で、便利な機能を追加するというのも選択肢の一つなのではないだろうか。 <文/武者良太> 【武者良太】 スマートフォン、デジカメ、オーディオをはじめ各種ガジェットのレビュー・インタビューを担当しているフリーライター。ギズモード・ジャパン、WIREDなどのWEB媒体を中心に活動している。
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