杉村太蔵が語る株投資の鉄則とは?
2014.09.29
10年後も存在する商品を作っている企業・業界の銘柄を選べ!
最近、杉村氏は投資を始める上でどんな銘柄を選べばいいのかという質問を取材でよく受けるそうだ。その際には、決まって「10年後を考えて皆が使っているであろう商品を作っている企業、業界」と答えているという。
「例えば、10年後にファクスがあると思いますか? もちろん、あるという人もいるけど、正直言って僕はそうは思えない。それからデジタルカメラ。これだけ携帯付属のカメラが高性能になっていて、10年後に市場があるのかどうか。逆を言うとシャンプーはどうか。10年後、人間が髪を洗わなくなるかといえば、そんなことはないと思う。シャンプーは間違いなく存在するでしょう。そういう想像をしながら株を買ってみてください」(杉村氏)
株式投資は社会貢献でもある
杉村氏は投資するか否かの判断基準として、業績以外にもその企業が障碍者の雇用に積極的かどうかを気にしているという。
「あるいは社員を大事にしているか、離職率が低いかどうか。社会貢献活動に熱心に取り組んでいる会社には、ぜひ頑張ってもらいたい。その企業に世の中をよりよくしてもらいたいから株を買うわけで、その意味で投資は個人の社会貢献にも繋がる。大事なのは、その会社を好きになること。応援したくなる気持ちが湧いてきて初めて投資になる。これまでの私の経験では、そういう会社はまず潰れることはないし、多少の浮き沈みが多少あっても、結果的に株価も伸びてますよ」(杉村氏)
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