GWの旅行動向、国内旅行が人気で支出意欲も好調
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※この調査は、1200人から回答を得た旅行動向アンケート、JTBグループの販売状況、航空会社の予約状況、業界動向から推計 <文/HBO取材班>
JTBが「ゴールデンウィーク(以下GW)(4月25日~5月5日の11日間/出発日基準)に、1泊以上の旅行に出かける人」の旅行動向の見通しを発表した。同調査は、1969年に調査を開始して以来、今年で47回目となる。
調査によれば、今年のGWについては、旅行意欲は堅調で総旅行人数は昨年比で2.9%増加するだろうとされている。特に国内旅行が好調で、2335万9000人(前年比+3%)が見込まれている。一方、円安や国際情勢の影響、連続休暇の取りづらさを受けて海外旅行は前年比0.4%減となる50万2000人の見込みだという。
また、旅行費用についても、国内・海外ともに前年より上昇している。国内旅行平均費用は 35,800 円と前年比+4.1%、海外旅行平均費用は 263,000 円と前年比5.4%増になると推計している。一方、海外旅行の場合は、日並びの影響から近距離の旅行が増えるものの、円安や新興国からの旅行者増加による現地のホテル代などの上昇などが影響し、平均費用は上昇すると考えられる。国内旅行平均費用は、旅行日数が伸び、旅館やホテルの利用意向も前年より上がったことから上昇が予想されるとしている。
しかし、旅先での支出についても積極的に支出したい層が前年比5.6%増の16.7%と増加傾向にあり、旅行への支出は意欲的だという。
また、国内旅行については、ガソリン代低下を受けて自動車での旅行を予定する人が多め。飛び石連休のため、前半・後半のいずれかに出かける人が多い傾向にあるそうだ。
海外旅行については、比較的短い日程で旅行できるアジア方面が人気で、台湾・タイ・ベトナムなどが人気の旅先として挙がっている。
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