プロが選んだ 「NISA口座ベスト5」

少額投資非課税制度、通称NISA(ニーサ)。1月より導入され、“貯蓄から投資”の流れを作るキカッケになると期待されている。利益に対してかかる約20%の税金を0%にする一見お得な制度だが、導入後に見えてきた新情報が多数。その全貌を明らかにする!

投資スタイルの確立が口座選びのカギ

NISA口座 現行制度において、NISA攻略のためにもっとも重要となるのが口座選び。口座を決めるうえでの大事なことに、識者たちがそろって答えるのが“投資スタイルの確定”だ。 「短期なのか長期なのか、国内株か外国株か、投信なのか。まず、自分がどんなスタイルの投資をするのか、どんな商品を買うのか、何のためにNISA口座を作るのかで口座の開設先選びも変わってきます。まずはそれをしっかり見極めましょう」(FPアソシエイツ&コンサルティング株式会社の神戸孝氏) 「今までまったく投資をしたことのない人が、いきなりネット証券で始めるのはちょっと不安に感じるかもしれません。ならばコストが少々高くても、わからないことがあればすぐに聞ける対面取引が無難です。手数料の高さは授業料と思えばいい」(ファイナンシャルプランナーの深野康彦氏) 「日本人投資家は、株式投資よりも投資信託から始める人が多いのが特徴。証券会社のなかには、年内のNISA口座での取引手数料を無料にしているところもありますし、今後もNISA口座のみで取り扱う投資信託など、投信のラインナップが拡充されていくことが予想されます」(株式会社フィスコのアナリスト・小川佳紀氏)  そして各識者の採点を総合し、見事1位に輝いたのはSBI証券。NISAと相性のいい投資信託の品ぞろえの豊富さが決め手になったようだ。 「『NISAは投信』と決めた人なら、ここの豊富なラインナップは魅力的です。どのみち長期保有するのであれば、購入時の手数料はあまり関係なくなります。40代の方などはリタイア後の資産形成に向けて、NISAを活用するのもいいでしょうね」(神戸氏)  各識者の意見を参考にNISA口座ベスト5を決定。まだ始めていない人はすぐにNISA口座開設の準備を進めよう。今からでも遅くはない!

識者の選んだ NISA口座ベスト5

【SBI証券】 投資信託の取扱本数が1500本以上とダントツの品ぞろえを誇る。海外株にも強い。「手数料のかからないノーロード商品が他と比べて多く、充実しています」(小川氏)、「ネット取引に違和感がなければオススメ。ただし『るいとう(株式累積投資)』の扱いはありません」(神戸氏)、「株式の売買手数料などが安いのはいいですね」(深野氏)。現在、住民票取得代行(無料)&最大7500円プレゼントキャンペーンを6/30まで実施中
SBI証券

小川氏:9点/神戸:9点/深野:9点/合計:27点

【SMBC日興証券】 非課税投資枠年100万円を最大限まで使いきれる他の会社にはない独自サービス「キンカブ(金額・株数指定取引)」を提供していることで高評価を獲得。「キンカブを活用することで100万円の枠をキッチリ使いこなすことができる」(小川氏)、「手数料はやや高めだが、対面アドバイスを重視するならここ。『るいとう(株式累積投資)』も取り扱う」(神戸氏)。9/30までの口座開設で。現金2000円プレゼントキャンペーン実施中
SMBC日興証券

小川氏:9点/神戸:8点/深野:8点/合計:25点

【マネックス証券】 5月末からNISA口座での米国株と中国株の取り扱いを開始。「投資信託が約700銘柄とバランスよく取り揃えられているし、申込手数料は実質0円。 また、NISA口座での外国株の取り扱いを積極的に行っている」(深野氏)、「NISA口座でも取り扱う米国株式の銘柄数が多く、手数料も割安なので、米国株に投資したいならばお薦め」(神戸氏)。米国株NISA対応記念・アメリカ旅行プレゼントキャンペーンを7/4まで実施中
マネックス証券

小川氏:7点/神戸:8点/深野:9点/合計:24点

【カブドットコム証券】 毎月500円以上1円単位の少額から単元未満株取引(プチ株)や投資信託をスタートできる「ワンコイン積立」がユニーク。「積立形式を含めて、少額かつ低コストで株式や投信に投資できるサービスです」(神戸氏)、「自動売買などの発注機能は優れているが、株式の売買手数料などはやや高めな部分が気になるところ」(深野氏)。9/30までの口座開設で現金500円プレゼント、12/25までの期間中はNISAでの株式買付手数料が無料
カブドットコム証券

小川氏:8点/神戸:8点/深野:7点/合計:23点

【松井証券】 他社はキャンペーンが終わったあとの手数料無料が保障されていないが、松井証券のNISA口座は取引手数料が恒久無料。「売りも買いも恒久無料だから、集中投資やキャピタルゲインをゲットしたいならここ。日本株の中期売買を狙っている人にはメリットがある」(神戸氏)、「少額投資の手数料は低く抑えられているが、NISAで取引できるのは国内株式、ETF、J-REITに限られてしまうのがマイナスポイント」(深野氏)
松井証券

小川氏:7点/神戸:7点/深野:7点/合計:21点

【小川佳紀氏】 フィスコリサーチ部アナリスト。中堅証券会社を経て現職。株式市場から為替市場まで、幅広くマーケットをウォッチする。新興市場を中心としたリサーチ力に定評がある若手のホープ 【神戸 孝氏】 FPアソシエイツ&コンサルティング代表。三菱銀行、日興証券を経て、’99年に会社を設立。資産運用に強いFPとして評価が高い。著書に『NISAで儲けろ!』(朝日新聞出版)など多数 【深野康彦氏】 ファイナンシャルリサーチ代表。ファイナンシャルプランナー。テレビ・ラジオ番組などでも活躍。著書に『1万円から始めるETF投資』(日本経済新聞出版社刊)など多数 ― プロが教える[NISA口座]の新常識【3】 ―
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