5分でわかる「テキサスホールデムポーカー」ルール解説
2015.03.16
ネット上で世界中のプレイヤーと対戦できるオンラインポーカーでは、数百ドルの元手が一晩で数十万ドルに増えるようなドリームメーカーが毎日誕生している。
本特集でいう「ポーカー」とは世界中のカジノ、トーナメントで最もメジャーな「ノーリミット・テキサス・ホールデムポーカー」を指す。以下、簡単にルールを解説する。
基本 ジョーカーを除いた1デッキ52枚のトランプを使用。Dealerと書かれた円盤を「ボタン」といい、どのプレイヤーがディーラーかを示す。ボタンは1ハンドごとに時計回りに代わる。強制ベットするプレイヤーを「ブラインド」といい、ボタンの左を「スモールブラインド(SB)」、さらにその左を「ビッグブラインド(BB)」と呼ぶ。仮にBBが20ドルを置く場合、SBは半分の10ドル。キャッシュゲームの場合、ブラインドの大きさは一定だが、トーナメントでは一定時間で上昇する。トーナメント終盤では全員がベットする「アンティ」(通常、BBの25%)が発生することもある。
ブラインドとアンティが徴収された後、2枚のカード(バーンカード)が各プレイヤーに伏せて配られる。この状態を「プリフロップ」と呼ぶ。
<プリフロップ>
プリフロップでベットする順番はBBの左(アンダーザガン)から。ベットの順番が回ってきたら、フォールド、コール、レイズを選択。コールはBBのベット額、レイズはBBのベット額の2倍が最小で上限はない(ノーリミットの場合)。ベットが出揃ったら3枚のカード(フロップ)が場に配られる。この3枚とそれに続いて配られる2枚の5枚のカードを「コミュニティカード」と呼び、ハンドの強弱は、各ホールカードとコミュニティカードの中から選んだ、“最良の5枚”の組み合わせで判定する。
<フロップ>
フロップ後のベットアクションはSBから。参加しているプレイヤーの間でベットが行われる。
<ターン>
4枚目のコミュニティカードのこと。以降、フロップと同様のベットアクションが繰り返される。
<リバー>
5枚目のコミュニティーカードのこと。ここまでのベットアクションで、「1人のプレイヤーを除いて全員がフォールド」すれば、そのプレイヤーが勝ちとなり、ポット(場に出たチップ総額)を獲得。複数のプレイヤーが残れば「ショーダウン」となる。
<ショーダウン>
残ったプレイヤーは自分のハンドを見せ合う。最後にベットかレイズしたプレイヤーからハンドを見せて、手の強弱を競う。
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