年収を激増させる「決断力」が身につく3つの方法

坂田公太郎氏

爆発的モチベーター・坂田公太郎氏

「いざというとき、決断力があれば……」と、己を嘆くビジネスマンは多いはず。仕事以外にも、男たるものさまざまなシーンで決断力を求められてしまうもの。決断力が身に付けば当然、自信もついてくる、チャンスも逃すことがない。仕事もうまくいき、年収が増える。では、どのようにしてそういったスキルを身につければいいのか。『驚くほど成長する仕組み』の著者、坂田公太郎氏に聞いてみた。 「年収を増やすためには、決断力がカギを握ります。特にこの情報化社会ではそうです。膨大な選択肢の中から、そのひとつを選び、決定をして行動をしていかなけねればならない。とても大変なのはわかります。でも、正解に導くためには決断し、行動し、結果を見て検証して、その経験から学んだことをもとに新たなる決断を下す。。。。。この方法しかありません。しかも、1度ではなく、このサイクルをいかに早く回していくかが、あなたの成長を左右します」  決断力を磨くには、何気ないことから意識的に決断することが大事なんだとか。いったいどのようなレベルのことから決断力を磨けばいいのだろう。 「とはいえ、最初から仕事上の大きな決断が出来るわけではありません。だから、日々の小さな決断から意識的にしていくのです。『今日のお昼ご飯は何を食べようか』『家に帰ったら何をしようか』など、何かしらの決断をあなたも無意識のうちにしているでしょう。そのすべてを意識的にトレーニングの機会にするのです。コツは簡単です」

決断力とは筋肉のようなもの

 以下が、坂田氏がオススメする決断力トレーニングメニューだ。 ●レストランの席に座ったら、すぐさま店員を呼び、その店員が来るまでにオーダーを決める ●翌月、社外の人との5人以上の飲み会を企画してみる ●メールを1時間以内に返信する 「簡単そうに見えるでしょう? でも、意外とやっていない人は多いはず。レストランのオーダーにしても迷ってる暇なんかないし、社外の人との飲み会を企画するにしたって、『誰を呼ぶか』『場所はどうするか』など、決断を短期間でしなければいけない。メールにしても、誰かからメールがあるということは、何かしらの意思決定を求められているということになる。そういった行動を先延ばしにせず、すぐさま行動に移すのです」  いくつもの決断を短時間にすることによって、決断力はまるで筋肉のごとく養われていくという。 「おそらく、短時間の間に慌ててあれもこれもと決めなければいけないのは、とても疲れる行動でしょう。でも、それこそがトレーニングです。日々、意識的に小さな決断を積み重ねることで、その筋肉が身についていき、いざ大きな決断をしなければいけない場面でも迷うことなく、決断し、実行に移せます」  ぜひ、意識的に「いますぐこれを決めるぞ!」という決断力トレーニングを実践してみてほしい。 【坂田公太郎】 爆発的モチベーター。モチベーションに特化したセミナー・研修講師、爆発的モチベーションコーチングに従事。全国各地で講演等を行う。「人々に人生の楽しさと可能性の大きさを教えること」を使命。著書に『あなたのモチベーションを爆発的に引き出す7つのチカラ』(同文館出版)、『驚くほど成長する仕組み』(扶桑社刊)がある
驚くほど成長する仕組み

努力や時間を最小にし、誰よりも早く成長したい人必読

バナー 日本を壊した安倍政権
新着記事

ハーバービジネスオンライン編集部からのお知らせ

政治・経済

コロナ禍でむしろ沁みる「全員悪人」の祭典。映画『ジェントルメン』の魅力

カルチャー・スポーツ

頻発する「検索汚染」とキーワードによる検索の限界

社会

ロンドン再封鎖16週目。最終回・英国社会は「新たな段階」に。<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

国際

仮想通貨は“仮想”な存在なのか? 拡大する現実世界への影響

政治・経済

漫画『進撃の巨人』で政治のエッセンスを。 良質なエンターテイメントは「政治離れ」の処方箋

カルチャー・スポーツ

上司の「応援」なんて部下には響かない!? 今すぐ職場に導入するべきモチベーションアップの方法

社会

64bitへのWindowsの流れ。そして、32bit版Windowsの終焉

社会

再び訪れる「就職氷河期」。縁故優遇政権を終わらせるのは今

政治・経済

微表情研究の世界的権威に聞いた、AI表情分析技術の展望

社会

PDFの生みの親、チャールズ・ゲシキ氏死去。その技術と歴史を振り返る

社会

新年度で登場した「どうしてもソリが合わない同僚」と付き合う方法

社会

マンガでわかる「ウイルスの変異」ってなに?

社会

アンソニー・ホプキンスのオスカー受賞は「番狂わせ」なんかじゃない! 映画『ファーザー』のここが凄い

カルチャー・スポーツ

ネットで話題の「陰謀論チャート」を徹底解説&日本語訳してみた

社会

ロンドン再封鎖15週目。肥満やペットに現れ出したニューノーマル社会の歪み<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

社会

「ケーキの出前」に「高級ブランドのサブスク」も――コロナ禍のなか「進化」する百貨店

政治・経済

「高度外国人材」という言葉に潜む欺瞞と、日本が搾取し依存する圧倒的多数の外国人労働者の実像とは?

社会