ヘボトレーダーが生まれ変わって4700万円稼いだきっかけとは?

今年は難しい相場が続いていたが、5月下旬から“アベノミクス第二幕”と期待したくなるアゲアゲ相場がきている。今回、1年3か月で資産を50倍にした株トレーダーや、余裕で億超えしているFXトレーダーなど、最強投資家たちの手法と今後の戦略を聞いた!

短期の材料狙いでレンジ相場を生き残れ

<総資産4700万円/スイング:合計氏>
合計氏

合計氏

「’09 年末ぐらいから株式投資をやっていますが、最初は全然、うまくいかなかった」という兼業トレーダーの合計さん。そこで彼が着目したのが、10~100円という超がつくほどの低位株だった。 「値動きはそれほどありませんでしたが、年に数回盛りあがるときがあったので、底値で拾い値上がりを待つ戦法で資産を増やせた。大きく取れたのがオートウェーブ(2666)と新星堂(7415)。一見、ボロ株だけど経営再建が見込めそうだと考えた」  当時の運用資産は300万~350万円程度だったが、潮目が大きく変わったのは、アベノミクス相場が始まった’12 年11月頃だったという。 「そのとき仕込んでおいたマネースクウェア・ジャパン(8728)やSBIライフリビング(8998)などの金融関連銘柄を中心に昨年は資産を3000万円まで増やせました」  こうしたパフォーマンスはアベノミクス相場の“効能”によるところが大きかったのは確かだろう。だが、日経平均が1143円も値を下げた昨年5月23日の急落を境に、個別株投資で儲けることが難しくなったことを実感しているという。 「今後、追加の金融緩和が行われたとしても、あの“イケイケ感”は戻って来ないんじゃないでしょうか」  そこで、当面は自分なりの“材料”を探したスイングに切り替えているという合計さん。まず目をつけたのが、今年1月から始まったNISAだ。 「テレビで女性が投資に興味を持ち始めていることを知ったので、女性が好きそうな配当と優待の銘柄を有望視。思いついたスターバックスコーヒー(2712)をNISAのスタート前に仕込んだところ、予測が当たって利益を得ました。要は『NISAスタート便乗投資』ですね(笑)。NISAは毎年枠が新設されますし、非課税枠を200万円に拡大する話もあるので、そのときに買い需要が高まれば再びチャンスが来るかもしれない」  ほかに、産業イベントにも注目する。 「直近では、6月9日に経産省主催のセルロースナノファイバーのフォーラムの開催に伴い、星光PMC(4963)は過去に急騰した実績があるのでホールド。大きくは盛り上がりませんでしたが35万円ほど抜くことができました。僕の場合、最近は1週間持てばかなり長いほうで、基本的には数日以内の出口を考えて購入しています」
エイチーム

日足チャート(6月2~5日)5590~5630円のレンジで徐々に買い増し。6月4日の前場に同銘柄が何度もストップ高を迎え、6500~6530円で小刻みに利確した

 さらに、東証の信用取引の規制銘柄に着目し、「規制が解除された後のリバウンドを狙う」という、少々マニアックな戦法すら駆使する合計さん。また、最近、特に注視している銘柄がLINE関連のエイチーム(3662)。6月9日には売買代金で首位に立った。 「リクルート上場の再報道で図書印刷(7913)が急騰したことがあったので、『夏のLINE上場の再報道があれば、エイチームは急騰する』と連想。6400株、3500万円ほどを信用買いして、約400万円の利益を得られました。リスク・オンとオフを常に切り替えることが重要だと思いますが、ポイントポイントでは大きく“張る”ことも必要だと思っています」 <教訓> 昨年の相場のような大きな波は難しい。短期の材料狙いで、当面はしのぐ戦略も 【合計氏】 [投資歴:2009年から5年/アベノミクス益:4400万円/主な監視銘柄:オリジナル材料株]都内在住の兼業トレーダー。アベノミクス以前は成績が振るわなかったが、株価上昇とともに資産が急増。スマホもトレードに活用している。投資の話をできる知人が少ないのが悩みだとか
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