立花孝志のYou Tubeチャンネルより
N教党の美人広報官が逃げ出し、N教党を離党した品川区議の国場雄大が立憲民主党入りを果たし、立花孝志が上杉隆の背中を撃つぐらいにゴタゴタしているNHK受信料を支払わない方法を教える党。党の崩壊が間近に迫っているからなのか、最近、立花孝志の行動がますます過激になっている。
何度も
NHK会長宅を訪れては、独自の主張を書いた紙をポストに入れているのだ。これまで確認されているだけで、2月25日、3月2日、3月4日にNHK会長宅を訪れている。こうしたパフォーマンスが票につながるはずもなく、支持しているのは一部のN教信者だけで、ほとんどの人は「そのうち逮捕されるんじゃないか」と思って見ている。
当然、船橋警察署は状況を把握しているだろうし、こんなことを繰り返していれば公安に目をつけられていないはずがないので、ここから先は「黒ひげ危機一髪」をやっているのと変わらない。いつどのタイミングで立花孝志自身が吹っ飛ぶかを見るだけだ。
立花孝志がNHK会長宅を何度も突撃するのには理由がある。NHKがどのようなアクションを取ったとしても、立花孝志は「NHK会長に影響を与えたのは自分だ」と主張することができる。本当は立花孝志とまったく関係ない次元で行われた改革であっても、すべて「自分が突撃したおかげだ」と言えば、頭の悪いN教信者たちは騙されるのだ。チャンネル登録者数も激減し、立花孝志に声をかける人も少なくなっている今、立花孝志が一縷の望みをかけているのがNHK会長宅への突撃である。しかし、いつまでもこんなことをやって許されるはずがない。
それまで擁護していたはずの上杉隆を、立花孝志が突然、狂ったように撃ち始めたのには、何か理由があるのではないかと見ている。一見、とても小さなことのように思えるかもしれないが、水面下では、立花孝志が上杉隆の背中を撃たざるを得ないぐらい、大きなトラブルが発生していて、本当は上杉隆より立花孝志の方が胃をキリキリ言わせているのかもしれない。
なにしろ、立花孝志はかねてから籠池家の娘さんのことをボロクソに言っているのだが、いくら条件付きで寄付した8400万円を返してくれなかったとしても、ここまでボロクソに言う必要がどこにあるだろうか。記者会見では、せっかく大阪まで会いに行ったのに当日に無断欠席されたから信用できないと言っているが、その程度のことで、ここまで「信用できない」とアピールする必要があるのだろうか。結果的にお金は返っているし、もし籠池家の娘さんと上杉隆が不倫していたとしても、「上杉隆は暴れん坊だな」で終わらない理由がわからない。もちろん、一般的な社会常識と照らし合わればいけないことではあるが、社会常識の欠片も持ち合わせないタイプの人間が、なぜ今回に限って常識的な発言をしているのだろうか。
このあたりの不自然なことは、きっと誰かが語り出すことだろう。何はともあれ、妊娠が真実であれば、生まれてくる赤ちゃんに罪はない。幾多の困難はあれど、元気にスクスク真っ直ぐに育つことを願うばかりだ。
<文/石渡智大>