N国代表・立花孝志、NHKに敗訴。受信料2ヶ月分の支払いを命じられるも裁判官に逆ギレ

判決後に記者会見を行う立花

立花孝志のYouTubeチャンネルより

立花孝志、NHKに敗訴

 2月17日に東京地裁でNHKが立花孝志を訴えた裁判の判決があり、被告の立花孝志が支払わないと豪語していたNHK受信料2ヶ月分、4560円を支払うように命じる判決が下された。立花孝志は「勝算はあった」と言い出し、控訴する構えを見せている。  立花孝志と言えば、つい先日、「NHKから自国民を守る党」から「NHK受信料を支払わない方法を教える党」に党名を変更したばかりだが、さっそく受信料を支払わされるハメになるという高度なギャグを展開している。おまけに、裁判を不服とし、裁判長に抗議が必要だとして、3月21日投開票の千葉県知事選に合わせ、「NHKと高瀬順久裁判長をぶっ壊す党」なるものを立ち上げ、NHKと裁判所の癒着を追及すると宣言している。裁判で負けたら、裁判長を誹謗中傷する嫌がらせを始める。これはもう「司法に対するテロ」としか言いようがない。
無茶なことを言う立花

立花孝志のTwitterより

 裁判長の名誉のために書いておくが、立花孝志は直後の記者会見で、自分からNHKと契約を結んでいるし、契約を結べば受信料を支払う義務が生じることは十分に認識しているが、あえて支払っていないと述べている。この状態で「NHKに受信料を支払え」という判決が出るのは、素人の目にも明らかで、裁判所とNHKが癒着しているなどという次元ではない。立花孝志の妄想の中ではそうなっているのかもしれないが、あまりに普通すぎる判決なので、これが不当判決に見える人たちは、立花孝志の動画に影響され過ぎているに違いない。  こうした行動は、さすがに記者会見で隣に座っている弁護士が止めてやるべきではないかと思うのだが、N教党員も、N教信者たちも、立花孝志を止める者は誰もいないのが現状だ。  裁判でも勝てず、選挙では2月7日の前橋市議選で「26連敗」という金字塔を打ち立てた「NHK受信料を支払わない方法を教える党」。教えるも何も、裁判で負け、受信料をしっかり支払うところを見せつける政党になっているわけだが、いよいよ3月21日の千葉県知事選に立候補することになれば、N教党の記録を「27連敗」に伸ばした上で、300万円の供託金没収は免れないだろう。その翌週には、伊賀市議選に門田節代が立候補するといい、これまた「28連敗」は濃厚だ。

千葉県知事選は「立花vs平塚」の師弟対決

 3月21日の千葉県知事選は、千葉市長の熊谷俊人さんや千葉県議の関政幸さんをはじめ、既に6人以上が立候補を表明している大乱戦だが、「コロナはただの風邪」を主張する「国民主権党」の平塚正幸が立候補の準備をしており、総務省に認められると思えないが、暫定的に「NHKと高瀬順久裁判長をぶっ壊す党」の立花孝志が立候補しようと言っているのだから、かなりカオスな展開になることは間違いない。  ただでも脳味噌がガッツで溢れている森田健作知事が引退し、千葉県が知性を取り戻すかどうかが問われている中で、尊師の立花孝志と、弟子の平塚正幸の「師弟対決」が実現しようとしているのだから、別の意味で注目されてしまう。
河合ゆうすけ候補のYouTubeチャンネルより

河合ゆうすけ候補のYouTubeチャンネルより

 さらに、立花孝志の悪影響は止まらない。立花孝志を尊敬しているという顔面白塗りのピエロのような男が「千葉県全体を夢と魔法の国にする党」なるものを立ち上げ、立候補しようというのだ。ハナから知事になるつもりなんてないのかもしれないが、選挙でふざけることで名を上げようという人たちが続出するようになってきている。これもまた立花孝志が「300万円の供託金を使っても宣伝のためなら安い広告料だ」と言い広めてしまった影響だと考えている。少しお金はあるけど、ちっとも面白くないYouTuberが、新規ユーザー獲得のために利用するようになってしまったからだ。昨年7月の東京都知事選も「珍獣博覧会」と化していたが、千葉県知事選も似たようなイベントになってしまいそうだ。
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立花孝志は、NHKの契約逃れの割増金に賛成
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