総重量5キログラムのデカ盛り弁当「肉の城壁」。ひとりで食べきれるのか?
近年、飲食店のデカ盛りブームが盛り上がりを見せている。
かつては一部の大食漢が名誉を求めて挑んだデカ盛りメニューも、今ではSNSやYouTubeに大食い自慢やフードファイトする様子が日常的に投稿されるようになった。
そんななか度肝を抜くほどの超ボリューミーなデカ盛り弁当が、「キッチンオリジン」「オリジン弁当」を展開するオリジン東秀株式会社から発売された。
その名も「肉の城壁」。
テレビ東京の番組とコラボした期間限定商品で総重量5kg、総カロリーはなんと12,000kcalを超えるという。
いまだかつてないほどの重量とカロリーを有する弁当は、果たしてどのようなものなのか。実際に購入し、モンスター級のデカ盛りメニューに挑戦してみることにした。
「肉の城壁」は2日前までの完全予約制となっている。フードファイト当日、あらかじめ予約しておいた「肉の城壁」を受け取るためにキッチンオリジンの店舗へ。
規格外なボリュームで一際目立つデカ盛り弁当は6,290円(税別)。この値段の妥当性は甲乙つけがたいが、家族やグループで分けるのならリーズナブルなのかもしれない。
支払いを終え、いざ持ち運ぼうとすると“ずっしり”とした重さに圧倒される。何を隠そう、総重量5kgの弁当だ。
まだ中身は見てないものの、これだけ重たさを感じる弁当は買ったことがない。まずは一刻も早く弁当の全貌を見るべく、編集部のオフィスへと急いだ。
腕がはち切れんばかりの重さに耐えながら、なんとかデカ盛り弁当を運び終え、いざ実食へ。袋から出してみると、遂に「肉の城壁」がお目見えした。
牛焼肉、唐揚げ、タルタルチキン南蛮、エビフライ、デミハンバーグ、チキン竜田など様々な種類の揚げ物が、まるで城壁のように弁当の容器一面を覆っている。
ライスはまさかの2,100g。野菜は一切入っていない。
また、弁当と一緒に割り箸や紙皿、紙コップなどは10人前用意されていて、明らかに1人で食べる量ではない。
スマホと一緒に並べて見ると、その大きさは一目瞭然であろう。あまりに規格外なデカ盛り弁当は、正直に言って圧倒されてしまった。
総重量5kgの弁当は想像以上に重い
まさに“城壁”かのごとく揚げ物が超大量に……
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