今年、2021年はさらに取り締まりが厳しくなると予想される。4月から警視庁公安部に北朝鮮専門の新しい外事3課が新設されるからだ。外事課の組織改編は19年ぶりとなる。(参照:
NHK)
これまで北朝鮮関連は中国など東アジア地域として外事2課が担当していたが、新4課体制では新外事2課は中国とその他の東アジア担当。新外事3課は北朝鮮担当。新外事4課はイスラム過激派などを担当。ロシア担当である外事1課はそのまま横滑りする。
警視庁の外事課強化は連携する全国の道府県警察の外事課にも影響が与えるもので今後、より北朝鮮関連への監視の目が強化されることになる。
昨年時点では新体制が発足する前であったが、北朝鮮専門の外事課新設は数年前から決定していたので、関係者の口からは出てこないが、今回の1件も新体制発足を見越したものだと考えられそうだ。
<取材・文・写真/中野 鷹>