総選挙イヤーを迎えた今だからこそ振り返りたい、2020年に安倍・菅政権が成し遂げた10大成果

安倍&菅コンビ

安倍&菅コンビ(時事通信社)

 ついに2021年を迎えましたが、2020年には安倍晋三首相と後任の菅義偉首相は偉大な成果を残しました。本稿では、日本政治にとって重要と考えられる2020年の十大成果をピックアップしました。つい最近のように思えることも、遠い過去のように思えることもあるでしょう。2021年になったいま、一緒に2020年の安倍・菅政権の成果を振り返ってみましょう。

コロナ対応も後手後手でスキャンダルたくさん

10位 安倍首相による習近平国家主席への慈愛に満ちた思いやり  日本国の代表たる安倍首相が、中華人民共和国の習近平国家主席の国賓来日に際して、日本国内でのコロナ感染の拡大を引き換えにしてまで、実施を極限まで追求したことは、古代から続く日中友好史に特筆されることでしょう。安倍首相が習主席の来日中止中国全土からの入国禁止措置を決めたのは、3月5日。政府専門家会議が「これからの1~2週間が、急速な拡大に進むか収束かの瀬戸際」と表明したのが、2月24日。この致命的な遅れは、安倍首相の習主席への慈愛の表れでしょう。 9位 安倍首相が世界の強力リーダーと親密な関係を拡大  2020年1月、安倍首相は最初の外遊先をサウジアラビアとし、同国の最高実力者と評されるムハンマド皇太子と親密な関係を構築しました。ムハンマド皇太子は、ジャーナリストのカショギ氏暗殺の黒幕と報じられたことで知られます。これまで、ロシアのプーチン大統領、アメリカのトランプ大統領、ブラジルのボルソナロ大統領と親密な関係となり、コロナ禍でなければ中国の習主席もそこに加わるはずでした。病に倒れて「外遊の安倍」の真価が発揮されなかったことが残念でなりません。 8位 安倍政権の男女ペア2組がコロナ対応で脚光浴びる  クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号でのコロナ感染拡大において、橋本岳厚生労働副大臣と自見英子厚生労働政務官は、濃厚な信頼関係を基盤として陣頭指揮に当たりました。二人の功績を称えてなのか分かりませんが、厚生労働省のコロナ関係情報システムは「HER-SYS(ハーシス)」「G-MIS(ジーミス)」と名付けられました。和泉洋人首相補佐官と厚生労働省の大坪寛子官房審議官のコネクティングルームペアの片割れ、大坪審議官もダイヤモンド・プリンセス号の現場へ送られました。

パンケーキとステーキ以外に印象残らぬ菅総理

7位 菅首相がパンケーキと高級ステーキ需要の喚起に一役  コロナ禍によって世界全体の経済が冷え込む中、菅首相はパンケーキと高級ステーキ需要を喚起しようと、PRに乗り出しました。菅首相は自民党総裁選の頃からパンケーキ好きをアピールし、多くのネットユーザーもそれに応えて、菅さんが著名議員の河井案里さんと仲睦まじくパンケーキを食べるツーショット写真を拡散しました。年末には、政府が国民への忘年会等の自粛を要請した直後、自民党の二階俊博幹事長らと銀座の高級ステーキ店で会食し、自分らは特別であるとアピールしました。 6位 大阪都構想の挫折などの盟友の失敗にも菅首相は心折れず  菅首相と密接な関係を持つといわれる日本維新の会の松井一郎代表にとって、せっかくかき集めた雨合羽を大阪府・市の職員が有効活用できず、副代表の吉村洋文大阪府知事が右派著名人らの主導する大村秀章愛知県知事のリコール運動を支援し、自らの進退と大阪都構想をかけた二度目の住民投票で敗北するなど、2020年は散々な一年となりました。それでも、菅首相は松井市長を想って新設した万博担当大臣のポストを廃止することなく、首相のまま年越しです。
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「安倍帝国」崩壊の序章
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