コロナ禍で妻が出産! そのとき父親は? 妻の初産とコロナ禍が重なった父親の記録

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画像はイメージ(adobe stock)

 コロナ禍で、生活のあらゆる場面に制限がかかるようになりました。それは、妊娠や出産にも大きな影響を与えています。筆者の妻は、第3波がまさに拡大し始めていた10月の終わりに、男児を出産しました。  どれだけ続くかわからないコロナの中で、今後も妊娠や出産を迎える方もいらっしゃり、不安もあるかと思います。わずかにでも、そうした方々の参考になればと思い、体験記を書くことにしました。

楽観ができなくなってきた

 妻の妊娠がわかったのは、今年の3月半ばのこと。当時は、コロナがまさに日本で感染を広げはじめた頃でした。世間には「大変なことになってきた」という雰囲気がありましたが、同時に、各所で「コロナが明けたら」といったようなやりとりが飛び交い、数ヶ月で終息するだろうという、どこか楽観的な見方もあったように記憶しています。  私たち夫婦も例に漏れず「今、出産の人は大変だろうね」などと、対岸の火事のように考えていました。しかし、その後の感染状況はご存知の通りで、私たちもコロナ禍での出産をすることになったのです。

準備が一緒にできない

 コロナ禍でなければ、妊婦の月ごとの検診などを夫婦で受診できるようですが、それも叶わず。担当医との会話の中で出てくるような質問をやり取りすることができません。  さらには「マタニティクラス」と言われる、妊娠中の過ごし方や赤ちゃんのお世話の仕方についての講習会も中止されており、説明の動画に接続できるQRコードが渡されただけでした。もちろん、その動画も見ましたが、初産である私たち夫婦は、リアルにイメージすることができませんでした。その他にも、父親への沐浴指導も中止されており、私はイラストの描かれた冊子を眺めて想像する程度に留まったのです。
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生まれたての我が子に会えない
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