維新都構想2度目の敗北。橋下徹氏の動向次第では、維新は3度目の住民投票に向かう?
維新は敗北を受け入れるのか?
橋下氏の動向しだいでは3回目の住民投票も?
「住民投票直前に、最大の争点について、大阪都構想に不利な形で在阪メディアが大誤報をしでかした。都構想が可決されればそれでいいが、否決されれば住民投票は無効だろう」 そこで、開票前に馬場伸幸・維新幹事長に筆者が橋下氏のツイートの件を伝えたところ、「(無効訴訟など法的措置について)党内で議論することになるだろう」と答えたのだ。もし橋下氏が都構想について何らかの具体的提案をした場合、維新の対応が変わる可能性は残っているということを匂わせていたのだ。 念のため、否決が決まった会見後にも再び馬場幹事長に聞いてみたが、「橋下氏の提案で方針が変わる可能性」を全否定することはなかった。今回、都構想は否決されたものの、まだまだ波乱要因を含んでいる。 過去に、「(出馬は)2万パーセントない」と言っておきながら2007年の大阪府知事選にいきなり出馬した橋下氏のことだ。いつ前言を翻すかも知れず、3度目の住民投票となる可能性が完全に消え去ったとは言い難い。今後の動向が注目される。 <文・写真/横田一>「大阪市を4分割で218億円コスト増」報道に市「誤解生じている」(産経新聞) – Yahoo!ニュース
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) October 27, 2020
➡︎住民投票直前に、最大の争点について、大阪都構想に不利な形で在阪メディアが大誤報をしでかした。都構想が可決されればそれでいいが、否決されれば住民投票は無効だろう。 https://t.co/ROQjD20axX
ジャーナリスト。8月7日に新刊『仮面 虚飾の女帝・小池百合子』(扶桑社)を刊行。他に、小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に関する発言をまとめた『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談、吉原毅/編)の編集協力、『検証・小池都政』(緑風出版)など著書多数
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