秋葉原・万世橋のランドマーク「SEGA」が8月末で閉館に。実は5店とも「家電店跡」だったアキバのセガ
秋葉原のセガ、タイトー、東京レジャーランドも「家電店」の跡
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セガ2号館の店頭に掲げられた閉店の挨拶。
周辺にはセガの店舗が1号館から5号館まで5店舗もあった。
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「セガ秋葉原3号館」はサトームセン本店跡。(クラブセガ時代に撮影)
店を入ってすぐにあるエスカレーターはいかにも家電量販店の雰囲気だ。
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JR秋葉原駅電気街口にある「セガ秋葉原4号館」。
隣接地にあったツクモ・ヤマダとともに「サトームセン」の跡だった。
なお、写真は2017年撮影。駅ビル建設により現在この角度からは建物を見ることはできない。
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中央通りで30年近く営業を続ける老舗ゲーセン「セガ秋葉原1号館」(左)とサトームセン本店跡の「セガ秋葉原3号館」(右)。
1号館はかつて家電量販店「シントク」の店舗だった。
旧サトームセンのヤマダ・ツクモも閉店-変わるアキバ、注目される「一等地の空き地」
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8月30日に閉店する「ツクモ秋葉原駅前店」。セガ4号館に隣接する。
1月までは「ヤマダ電機LABI秋葉原パソコン館」で、グループのツクモの店舗となったばかりであった。
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セガ2号館の店頭に掲げられた閉店告知。
跡地に出店する店舗などは発表されていない。
若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体『都市商業研究所』。Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。Twitterアカウントは「@toshouken」
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※都商研ニュースでは、今回の記事のほかにも下記のような記事を掲載中
・西日本シティ銀行本店、再開発で建替えへ-JR博多駅前の顔、2020年6月から解体
・ヤマダ電機、大塚家具を子会社化-2019年12月30日付の第三者割当増資で株式の過半数を取得
・イトーヨーカドー・イズミ・ライフ・東急ストアなど「PAYPAY」導入-2019年9月の 「スーパーマーケット大還元祭」に合わせて
・東宝ツインタワービル、2019年12月閉館-日比谷のランドマーク、建て替えへ
・ヤマダ電機、大塚家具を子会社化-2019年12月30日付の第三者割当増資で株式の過半数を取得
この連載の前回記事
2020.08.25
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