「クラスターフェス」の国民主権党、カウンターのネトウヨ政治団体とトラブルを起こすようになっていた
2020.08.26
トラブルが増えつつある「クラスターフェス」
先日は日本国民党のメンバーが国民主権党のメンバーに殴られたとして警察に駆け込み、国民主権党は国民主権党で日本国民党のことを「当たり屋」だと表現しています。実際、殴ったとされる映像も残っていますが、皆さんが想像する一般的な「ぶん殴る」みたいなものではなく、威嚇的に体に触れることが「殴る」として扱われている印象です。ただ、これもエスカレートすれば流血するような事件に発展する可能性があるし、実際におまわりさんの手を煩わせるようなことに発展していることは事実です。 それ以外にも、この「クラスターフェス」については通報が行っているようで、渋谷警察署は平塚正幸氏を呼び出し、事情を聞いたようです。平塚氏は警察署から出てきてすぐに動画を撮影し、「こんなくだらないことでいちいち警察に通報する奴がいる」と恨み節を言っていました。 本人にとってはくだらないことかもしれませんが、平塚氏がやっているのは渋谷の駅前であり、仕事や何かの用事があって渋谷駅を利用する人はたくさんいます。その中には、けっこう重めの病気と闘っている人もいるでしょうし、妊婦さんもいることでしょう。介護士や理学療法士のような仕事で、高齢の方と接する機会が多いので気を付けているという方もいらっしゃることでしょう。「駅」というのはたくさんの人が利用する公共性の高いもので、いくら渋谷が若者の街だと言っても、さまざまな事情で「コロナはただの風邪」として扱えない人はたくさんいるのです。 「コロナ感染希望」などというナメたプラカードを持ったり、ナメたTシャツを着た人間たちが駅前に集まってくるようなイベントは、迷惑以外のナニモノでもありません。自分の家にたくさんの人を集めて密になるのなら、それもそれで迷惑な話だけど、まだ駅前でやるほどの迷惑ではないことでしょう。しかし、いまや国民主権党が動けば動くほど警察官が動かざるを得ず、市民の安全を守ってくださる警察の方々にも感染リスクを背負わせているというのが現状です。 迷惑系YouTuber・へずまりゅうの時にも、対応した警察官が新型コロナウイルスに感染してしまうという出来事がありました。クラスターフェスに参加している人たちが感染するのは自業自得だとしても、警察の方々はたまったものではありません。仮にも政治家を志そうという人間が警察に迷惑をかけても何とも思わないというのは、相当痛々しいものがあります。九十九晃党員が「国民主権党」主催の「クラスターフェス」参加者に殴られました。
— 日本国民党(愛国者のための政党) (@KOKUMINTO_JP) August 22, 2020
本人は、いま被害届を提出するため、警視庁渋谷警察署で被害を受けた状況を説明しています。
「国民主権党」主催の「クラスターフェス」が、暴力事件が起こす反社会的集会であることは、もはや明々白々です。 pic.twitter.com/rD1WcrtZzr
「コロナはただの風邪」論者は増えている
ハッシュタグ