映画『ゆきゆきて、神軍』が、財務省を追及する赤木雅子さんに力を与える

映画と原監督が目覚めさせてくれた「覚醒記念日」

著書にサインして赤木雅子さんに贈る原監督

著書にサインして赤木雅子さんに贈る原監督

「すっごい改めて反省したんですよ。自分が逃げ腰になっとった。ちょっと逃げてた。もうやめたくなってた。きょう覚悟が決まりました。覚悟ができてよかった」  雅子さんは、最後にこう告げた。 「夫もきっと一緒に観ていたと思います。ありがとうございました」
赤木さんと私が別れた阪急十三駅前

赤木さんと私が別れた阪急十三駅前

 さらに、映画館を出て最寄りの阪急十三駅に向かう道すがら、雅子さんは改めてこう言った。 「きょうは本当に来てよかった。もう大丈夫です」  笑顔でホームに向かう姿を見送りながら、私は思った。「私は真実が知りたい」という赤木雅子さんの闘いは、これまでもこれからも、山あり谷ありが続くだろう。でも、雅子さんはもう決して後戻りは、退却はしないだろう。だって、これは夫の死の真実を追及する、新たなる「神軍平等兵」の闘いなのだから。  翌朝、雅子さんからLINEが届いた。 「昨日は私にとって『覚醒記念日』になりました」  この言葉がすべてを物語っている。
筆者と原監督

筆者と原監督

<文・写真/相澤冬樹>
大阪日日新聞論説委員・記者。1987年にNHKに入局、大阪放送局の記者として森友報道に関するスクープを連発。2018年にNHKを退職。著書に『安倍官邸VS.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』、共著書に『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』(ともに文藝春秋)
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