刑事罰に課せられた人もいます。えん罪を主張している人も多くいますが、それを晴らすことはとても難しいのです。もちろん、本当に罪を犯してしまった人もいます。犯罪は許されることではありませんが、その人たちはすでに刑務所で刑期を終えています。
刑期を終えたというのに、さらに入管収容所に収容される人がたくさんいますが、入管は刑事罰の場所ではありません。
「刑事罰を犯した人は速やかに母国へ帰るべき」という意見もわかります。しかし、すべてが同じ犯罪ではないし、事情もそれぞれです。まとめて考えるのではなく、一人ひとりの事情に配慮することも必要なことだと思います。