僧侶のコロナ禍、マスク着用の読経で酸欠の危機!? 訪問営業・タクシー・探偵業界も意外な影響が

感染者数の最多人数が連日のように更新されるなど、新型コロナの猛威が止まらない。日本経済が急速に冷え込むなかで、各産業はどのような打撃を受けているのか。

葬式や法事の依頼がコロナで激減。マスク着用での読経で酸欠の危機

ほかにも続々!「新型コロナの直撃度」証言集

仏教界でもZoom勉強会などオンライン化が進んでいる(写真は本文と関係ありません)

●僧侶 釈 宗玄さん(仮名・39歳)地方都市の副住職 「私が副住職をしている地方のお寺ではご門徒さんが300世帯ほどおり、ほぼ毎週、法事などがありました。しかしコロナの影響でご依頼は激減。ご家族のみや代表者だけでというわずかなご依頼に、ソーシャルディスタンスをとりつつマスク着用の読経などで対応しています。マスクをつけての読経は非常に苦しく、息が詰まりそうになりますが、仕方がありません。  一方、首都圏のお寺ではコロナの影響はより甚大です。我々は宗教法人から毎月お給料をいただくわけですが、仏事がほぼ皆無で3か月無給という僧侶もいるそうです。若手僧侶を中心にオンラインでの法話配信や仏事対応などを導入し、コロナ時代の新しいお寺のあり方を模索している状況です」

まさかの“訪問営業禁止”で窮地に。慣れない電話営業に急シフト

ほかにも続々!「新型コロナの直撃度」証言集

近畿圏では名の知れた営業代行会社だったが、方針転換で電話営業会社の研修を受けた

●訪問販売 井谷光彦さん(32歳)営業代行会社MITSU社長 「主な業務は、大手通信会社の家庭用Wi-Fiルーターと、電気やガスの切り替えの訪問営業です。しかし、3月末に取引先の大手インフラ会社から訪問営業の禁止を言い渡され、以前は近畿3県を中心に月200件の成約で約500万円の売り上げがあったのに、4、5月の成約はまさかのゼロでした。  ただ、3月末から社員を徐々にコールセンターに切り替えていたんです。なので6月の売り上げは約300万円まで回復したのですが、コールセンターは声だけで商談を進めるので、訪問販売で培った対面のコミュニケーション力がまったく発揮できません。“保険”のおかげで全滅は免れましたが、課題は山積み。戦略を立て直さなければ、今後の生き残りは難しいですね」
次のページ
緊急事態宣言で浮気も自粛ムード。探偵業も依頼激減
1
2
PC_middleRec_left
PC_middleRec_right
関連記事
PC_fotterRec_left
PC_foterRec_right