リーマンショックでの雪辱をコロナショックで晴らしたあのベストセラーの著者。その投資手法とは?

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 まさに天変地異ともいえるコロナショックにおいても、冷静に対応すればがっちり資産を防衛することは可能だ。そんな有事にこそ問われる投資賢者の立ち回り術に迫る!

リーマンショックで買えなかった悔しさは繰り返さない!

推移

暴落中に6銘柄を新規購入。見込み通り株価が上昇し、評価額全体の底上げに成功

さおだけ屋は、なぜ潰れないのか?』がベストセラーとなった公認会計士の山田真哉氏。その山田氏も、リーマンショック時にはかなり痛い目にあったという。 「当時、FXで5000万円も損失を出した上に、株の暴落にも見舞われました。正直、怖くてなにもできず、ただただ塩漬けでした」  塩漬け株はアベノミクス相場の’15年以後にはプラス評価になったが、リーマン時の後悔は残っているという。 「『今度暴落がきたときはがっつり買おう』とずっと考えていました。そこで今回、3月に下がり始めてから、すかさず300万円の資金を用意して、目当ての株に指し値を入れて購入を始めたんです」

銘柄選定の基準で「株主優待」を重視する理由とは?

 株の購入は指し値で行うため、買えないケースもあるそうだが、今回実際に購入できた銘柄はRIZAPグループ(2928)、TAC(4319)、オリックス(8591)、トリドールHD(3397)、アミューズ(4301)、バンダイナムコHD(7832)の6銘柄。どのような選定基準で購入しているのか? 「銘柄選定は、①株主優待②配当③財務基盤という順で考えています。財務基盤では現金保有比率に注目しますね」株主優待を重視するのは、業績悪化時の安定性が配当よりも高いため。また仕事柄、財務を見るのは専門だが、手元の現預金には特に敏感だ。 「経済ショックや不況の際、キャッシュリッチであることは大きな強みになります。最近の任天堂の人気も『あつ森』だけじゃなく、現金保有比率が高いためでしょう」
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