20代億り人は、どうやってコロナショックの先を読み切って荒稼ぎできたのか?

 新型コロナウイルスの影響で、株価は激しく乱高下。目まぐるしい値動きに右往左往し、大きなマイナスをくらった個人投資家は少なくない。では、そんな“コロナ相場“で勝ちきった辣腕トレーダーたちはどのように立ち回ったのか?
アフターコロナ

「医療現場はもちろん、清掃業者や自宅など、これからどんどん需要が高まっていくと思います」(あやたか氏)

先読みでコロナを手懐けストップ高連発の荒稼ぎ

「1月は新型コロナくらいしか、めぼしいイベントがなかったのでいち早く状況を把握できました。その結果、コンスタントにコロナ相場でも稼ぎ続けることができましたよ」  そう声を弾ませるのは、イベント投資を中心に20代ながら資産億超えを達成した気鋭の兼業投資家、あやたか氏だ。 「1月の中旬から下旬にかけて、すでに医薬品関連銘柄の株価は上昇しだしていました。私は日頃から『高値は追わない』をテーマに投資を行っているのですが、気づいたときには多くの銘柄がすでに高値圏。まったく仕掛けられずに歯がゆい思いをしました。そんなときに、HIV治療薬が新型コロナに効くという報道が。『医療系はまだまだ上がる』と、すぐにグーグル検索や各社のHPで関連する出遅れ銘柄をリサーチしたところ、抗ウイルスの医薬中間体を供給するスガイ化学工業を発見。すぐに購入した結果、たったの3営業日で株価は急騰し、一撃で600万円以上もの利益になりました。仕事から帰宅後、明け方まで探していた甲斐がありましたよ(笑)」

3月に訪れた爆益の転機

 下げの段階に入った2月は無理な短期の取引はせず、静観に徹した。転機となったのは、3月下旬。 「会社の昼休みに株価を確認していたら、医療・衛生材料を中心に取り扱う川本産業や防塵マスクメーカーの興研がストップ高をつけていました。さらに、これらの医療関連銘柄のあともテレワーク関連、E-ラーニング関連と次々と物色が広がり、上昇していたので、E-ラーニング関連でまだ値動きのなかったアイスタディ(現クシム)を仕掛けたところ、翌々日にはストップ高を記録。その後もアフターコロナを見据え、パソコン関連、食品関連、ゴム手袋関連など、少しでもコロナと関係のある銘柄には手当たり次第に仕掛けていきました」  3~4月にかけては、まさに入れ食い状態。売買基準に適いさえすれば、業界は絞らずにどんどん取引を行ったという。 「セクターによっても異なりますが、コロナショック前の株価と比較した株価の下落率などを参考に銘柄候補を挙げていき、そのなかで、時価総額が100億円以下の成長株や、新型コロナの影響が少ない業界にもかかわらず売られている銘柄などをターゲットにしました。企業業績よりも新型コロナありきで感染者の増減などを逐一チェックし、とにかくスピード勝負のトレードで利益を拾っていきました。ここ最近はまさしくコロナ漬けの毎日でしたね(笑)」  取材当日も「今日もストップ高を取れました」と意気揚々だったあやたか氏。新型コロナウイルスというビッグイベントを見極め、次に起こる値動きをうまく乗りこなした彼の手腕は、さすが!
次のページ
そんなあやたか氏が注目する銘柄とは?
1
2
PC_middleRec_left
PC_middleRec_right
関連記事
PC_fotterRec_left
PC_foterRec_right