蓮舫議員「時代はクラウド」発言を騒ぎ立てる人が覆い隠したい「重大な問題」。信号無視話法分析で明らかに
原因と再発防止策の説明も受けずに追加予算9.3億円を渡す愚
ネトウヨの尻馬に乗って騒ぐ議員
日本維新の会・音喜多駿議員のツイート(6月11日13:11): ”「クラウド蓮舫」ってトレンドは何事かと思ったら、国会中継でこんな迷言が飛び出してたのか>蓮舫議員「時代はサーバーじゃなくてクラウド!」 …そのクラウドはどこに置くのだろう。苦手分野でイキらない方が良いですね。明日は我が身、気をつけよう。”蓮舫議員が「サーバーは増やすんじゃなくて、時代はもうクラウドなんですよ。」とかいってるし、ほんと国会ってIT系弱すぎるな。クラウドをサーバー以外のどこに置くの?笑 給付金オンライン申請のシステム障害原因がサーバー容量の問題で、政府は鯖増強すると。昨日衆院通過の補正予算を参院審議中。
— 丸山 穂高 (@maruyamahodaka) June 11, 2020
自民党・小野田紀美議員のツイート(6月11日19:21): ”長かった予算委員会終わりにトレンドにクラウドってあったから某ストライフさんかと思っていそいそ見に行ったのに…ナンダヨー(´・ω・`)”「クラウド蓮舫」ってトレンドは何事かと思ったら、国会中継でこんな迷言が飛び出してたのか>蓮舫議員「時代はサーバーじゃなくてクラウド!」
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) June 11, 2020
…そのクラウドはどこに置くのだろう。苦手分野でイキらない方が良いですね。明日は我が身、気をつけよう。
特に自民党・小野田議員に至っては参議院予算委員会の委員であり、この質疑を現地で聞いているにもかかわらず的外れなツイートをした点は指摘しておきたい。 そもそも、この質疑においてクラウド発言は議論の本質とはほとんど関係がない。 マイナンバーカードは今夏の普及目標を4000万枚と設定しているにもかかわらず、わずか5%にあたる200万件のオンライン申請でシステム障害が発生したこと。その原因と再発防止策を総務大臣が説明すら受けないまま、9.3億円もの追加予算を計上したこと。その追加予算の中身が物理的なサーバー台数の増強であること。そもそもシステム障害を起こした地方公共団体情報システム機構はこのシステムだけではなく、マイナンバーカード発行も独占してカードを発行するほど潤う仕組みになっていること。 これらの方がはるかに大きな問題ではないだろうか? <文・図版作成/犬飼淳>長かった予算委員会終わりにトレンドにクラウドってあったから某ストライフさんかと思っていそいそ見に行ったのに…ナンダヨー(´・ω・`)
— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) June 11, 2020
TwitterID/@jun21101016
いぬかいじゅん●サラリーマンとして勤務する傍ら、自身のnoteで政治に関するさまざまな論考を発表。党首討論での安倍首相の答弁を色付きでわかりやすく分析した「信号無視話法」などがSNSで話題に。noteのサークルでは読者からのフィードバックや分析のリクエストを受け付け、読者との交流を図っている。また、日英仏3ヶ国語のYouTubeチャンネル(日本語版/ 英語版/ 仏語版)で国会答弁の視覚化を全世界に発信している。
1
2
ハッシュタグ