さらば「時間切れの会議」! リモートワークやzoom会議で使える仕事術

会議の時短にも有効

 時間切れになる会議のほとんどは、異論や懸念の並び替えが行われていない。出たとこ勝負で、出された異論や懸念が大きかろうが小さかろうが、出てきた順に、ああでもない、こうでもないと意見交換が始まる。これでは、いくら時間があっても、合意形成できないのは、当たり前だ。  異論や懸念を洗い上げて、最も深刻なものを掘り下げ、最も深刻な異論や懸念から順に議論して合意形成していけば、1時間でそれらを解消することは格段に容易になる。実はとても簡単だが、一定時間内の合意形成に役立つ手法なのだ。

4つの質問で合意形成を

 質問:時間切れや見せかけの合意を避ける方法はあるか  会議が紛糾して時間切れになってしまったり、本音が発言されずに見せかけの合意に陥ってしまったりすることを避ける方法はあるのでしょうか? 世の中の会議のほとんどが、一定時間内に合意形成できていないように思えてなりません。 図表  回答:4質問で合意形成する  時間切れにもならず、見せかけの合意にも陥らない方法として、最も有効な方法があります。それは、進行役が4質問だけで、合意形成していく方法です。4質問とは「洗い上げ質問」「掘り下げ質問」「示唆質問」「まとめの質問」です。  洗い上げ質問とは、異論や懸念を洗い上げる質問です。掘り下げ質問とは、洗い上げられた異論や懸念の深刻度を掘り下げる質問です。示唆質問とは、ある前提を置いて方向性を示唆する質問です。まとめの質問とは、参加者全員にその方向性で合意できるかを問い、まとめる質問です。  合意形成の4質問:内容  洗い上げ質問:異論や懸念を洗い上げる質問  掘り下げ質問:異論や懸念の深刻度を掘り下げる質問  示唆質問:前提を置いて方向性を示唆する質問  まとめの質問:その方向性で合意できるかを問いまとめる質問 【山口博[連載コラム・分解スキル・反復演習が人生を変える]第184回】 <文/山口博>
(やまぐち・ひろし) モチベーションファクター株式会社代表取締役。国内外企業の人材開発・人事部長歴任後、PwC/KPMGコンサルティング各ディレクターを経て、現職。近著に『チームを動かすファシリテーションのドリル』(扶桑社新書)、『クライアントを惹き付けるモチベーションファクター・トレーニング』(きんざい)、『99%の人が気づいていないビジネス力アップの基本100』(講談社+α新書)、『ビジネススキル急上昇日めくりドリル』(扶桑社)がある
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