四国だけに配備されなかったC57を大事に保存していた四国鉄道文化館で産業遺構を残す大切さを思う<コロラド博士の鉄分補給>

C57-44運転士席からの前方見晴らし

C57-44運転士席からの前方見晴らし2018/11/02撮影 牧田寛 蒸気機関車は、世界共通で機関の後方にあるため前方の見晴らしはきわめて悪い。そのため運転士は、側面の窓から顔を出していることが多かった。助士席は反対の非公式側(進行方向右側)だが、運行中は石炭をくべているのでまず着席していない。 この見晴らしの悪さが三河島事故の主たる原因の一つであり、この責任で十河信二氏は、新幹線の完成を見る前に退任となった