資産5億円を築いたサラリーマン大家!「地方こそデザイナーズアパートを狙え」

デザイナーズアパート 地価の安い地方物件への投資は高利回りが期待できる一方、不動産投資ブームの過熱で供給過多の懸念も。しかし、そんなレッドオーシャン化が進む市場にあっても着実に成果を上げる勝ち筋は存在した!

高家賃でも入居希望者が後を絶たない秘密とは?

 サラリーマン生活のかたわら、不動産投資を行い、資産5億円を達成した大城幸重氏。現在は東京や京都、フィリピンなど国内外に不動産9棟35室、太陽光発電所13基を所有するまでその投資規模を広げている。そんな大城氏のスタートは群馬県高崎市内で手がけたデザイナーズアパートだった。 「デザイナーズだと初期投資が高くなるため、利回りが低いと思われがちですが、大切なのはどういった物件を用意できるかです。確かに手間やコストはかかりますが、その分、賃料も高くできるため、実は安定的な収益が期待できます。しかも、都心ではオシャレで凝った物件は珍しくありませんが、地方都市だとまだまだ希少。競合が少ないため、圧倒的な競争力を持つことができます」
デザイナーズアパート

水回りはメンテナンスのしやすさを考え、量産品を積極的に採用。「デザイナーズであってもすべてがオリジナルな必要はありません」

ライバルは「繁華街の分譲マンション」

 実際、大城氏が所有するデザイナーズアパートは近隣相場よりも3割ほど高い家賃ながら満室が続き、退去者が出ても入居希望者が後を絶たず、すぐに埋まるという。 「デザイナーズといっても見た目だけにこだわるわけではありません。入居者像をきちんと想定したうえで、その層にどういった付加価値を提供できるかを考えて物件をつくるようにしています。たとえば子育て世代をターゲットにした物件の場合、動線や収納にこだわり、ベビーカーや遊具、ゴルフバッグなどが運びやすかったり、大きな荷物をラクに収納できる、といった工夫をしています。また、子供の成長に応じてレイアウトを変えていける可変型の間取りも喜んでもらえますね。そうした『ありそうでなかった気配り』の積み重ねが入居者の満足度を上げ、安定的な収益にも繫がるのです」
デザイナーズアパート

子育て世代をターゲットにした物件では室内の広さを重視。「間取りが小さいと使い勝手が悪いことに自分が住んでみて実感しました」

 利便性を考えるうえで立地のよさも欠かせない。大城氏は交通の便の優れたターミナル駅から1~2駅離れた駅が狙い目だと明かす。 「私が生活する北関東ですと、高崎のほかにも宇都宮や小山、前橋などに近隣した駅にはポテンシャルがあります。繁華街と比べると地価は下がるものの、実用性はあまり劣りません。最寄り駅からほど近い土地であれば、駅までの所要時間と電車に乗っている時間を合わせても10分もかからず、街中まで出ていくことができます」
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地方でも家賃相場が高くても入居者があつまるワケ
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