桜を見る会内部資料が流出。山添拓議員vs安倍総理の質疑を信号無視話法分析
食い違う内閣官房大西審議官の答弁と安倍答弁
山添議員:「つまり、(桜を見る会の名簿が開示請求の対象になるという)趣旨は(安倍事務所に)伝わっているんですよ。総理、いかがですか?」
安倍総理:「ですが、趣旨に、趣旨については伝わったという話を致しましたが、(青信号)
こっ、こっ、このですね、この、いわば、参議院の、が、書いている、ですね、このー、『行政機関の保有する情報の公開に関する法律に基づいて名簿全体を公開されることもあります』ということでは来ていないということは申し上げたわけであります。
で、そもそもですね、えー、この、この、おー、最初の、何か、えー、連絡、うー、事務連絡で書いてあることもですね、えー、開示請求の対象とされることもありますとこう書いてあるわけであります。対象とされることもありますということとですね、えー、開示、えー、あー、名簿自体を公開されるってこととは、これ、えー、請求の対象と、対象ですから、対象とされたということでありますから、そこは、まあ、違うということだと思います。(赤信号)
いずれにいたしましてもですね、いずれにいたしましても、いわば、あー、そういう方をですね、選んでくださいということについては、それは当然来ているということは先ほども申し上げた、その趣旨については申し上げている通りであります。(赤信号)」
見ての通り、安倍総理の答弁は全体的に意味不明で、いったい何を言いたかったのか理解すること自体が困難だ。答弁に出てくる言葉を紐解いて、なんとか分析を試みたい。
徹頭徹尾意味不明な安倍答弁
「切り貼り」でまとも答弁したかのように報じるメディア
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いぬかいじゅん●サラリーマンとして勤務する傍ら、自身のnoteで政治に関するさまざまな論考を発表。党首討論での安倍首相の答弁を色付きでわかりやすく分析した「信号無視話法」などがSNSで話題に。noteのサークルでは読者からのフィードバックや分析のリクエストを受け付け、読者との交流を図っている。また、日英仏3ヶ国語のYouTubeチャンネル(日本語版/ 英語版/ 仏語版)で国会答弁の視覚化を全世界に発信している。
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