タイでも「新型肺炎」が話題に。日本以上に多い発覚した感染者数が多いワケ

在留邦人の間で不安に感じる人も

 報道によっては爆発的に感染者数が増えるのは4~5月とも言われる。この時期はタイの旧正月にあたり、水かけ祭りとして世界的に有名なので観光客がどっと訪れるタイミングでもある。また、3月から5月まではタイは夏休みにあたるので、多くの人がタイ国内だけでなく世界中へと移動する。タイにおいてより感染者数が増える土台はすでにできあがっている。  真偽は不明だが、SNSの書き込みでは”WHOが新型コロナウィルスのハイリスク国の1位にタイを挙げている”などといったものも見られる。執筆時にWHOのサイトでその記事は発見できなかったが、在住日本人たちは、真偽はともかく前述の事情もあって「なんか本当っぽい」と思っている人も少なくないようだ。それくらい、タイは危なそうだと肌で感じているからこそ、タイ人の多くがマスクをかけ始めている(それ以前にタイはPM2.5などに空気汚染の問題もあったのでマスク人口が多くなっていたという事情も重なるが)。

観光シーズンが到来するタイ。来訪者も注意を

春節の獅子舞。マスクをしている見物客の姿も

春節の獅子舞。マスクをしている見物客の姿も

 ちょうど春節当日の1月25日にバンコクの中心地を歩いてみた。  どこも春節を祝うイベントが開催され、多くの人で賑わっていた。観光シーズンになれば、タイ最高峰の仏教寺院エメラルド寺院や涅槃像のワットポーは観光客が増えるだろう。また、ゴーゴーバーなども閉鎖空間で人も多く、中国からの観光客も大勢で詰めかけるスポットだ。  現状ではアルコール消毒や手洗い、うがいを徹底させたり、マスクをするなどの自己防衛対策のほか、人が多く集まる場所にはしばらく行かない方がよさそうだ。  日本から観光で訪れる際も、日本以上に注意をしたほうがいいかもしれない。
(Twitter ID:@NatureNENEAM) たかだたねおみ●タイ在住のライター。最新刊に『亜細亜熱帯怪談』(高田胤臣著・丸山ゴンザレス監修・晶文社)がある。他に『バンコクアソビ』(イースト・プレス)など
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