自動配布延期になったMicrosoftの新「エッジ」、手動DLでインストールしてみた

延期になった新Microsoft Edge安定版リリース

自動配布は延期されたが手動ダウンロードは可能
新Microsoft Edgeをインストール
元々の Edge と新しい Edge はインストール先が違う。古い方は「C:\Windows\SystemApps\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe\MicrosoftEdge.exe」という、システムアプリケーションのフォルダに入っている。新しい方は、「C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe」という、プログラムをインストールするフォルダに保存される。
旧版では、コマンドプロンプトで「start shell:AppsFolder\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe!MicrosoftEdge」や「start microsoft-edge:」を実行すれば「MicrosoftEdge.exe」が起動していた。新版を入れた場合は、同じコマンドを打つと「msedge.exe」の方が起動する。レジストリを確認してみたが、「msedge.exe」のパスがいくつも登録されていたので、こちらを起動するように書き換わっているのだろう。
新Microsoft Edge の動作は軽快だ。旧版は、私の環境では、どこかもっさりしていたが、新版はそうしたところがない。Google Chrome の挙動と変わらない。
「Ctrl + Shift + I」で開発者ツールを表示してみたが、Google Chrome と同じ画面が出てきた。実は、この部分がどうなるのか気になっていた。この部分は、旧版に似せて来るかもしれないと思っていたが、Chromium のものをそのまま利用しているようだ。ここを頑張っていじる労力は無駄なので、当然と言えるだろう。

開発者ツール
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2020.01.21
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