不動産の“非公開物件”は、おトクとは限らない

不動産投資は何かとわからないことが多いもの。そこで物件選びの基本から融資、実際の投資先に至るまで、選択テーマを設定。どっちを選ぶのが得なのか、識者や現役投資家に話を聞いた。

非公開=おトクとは限らない。正攻法で公開物件を探るべし

午堂登紀雄氏

午堂登紀雄氏

「健美家」や「楽待」などの収益物件サイトでは、一般に物件が公開されている。一方、不動産業者からの紹介で、一般には公開されない物件もある。“非公開物件”のほうがお宝物件にありつけそうな気がするが……。 「公開物件でも非公開物件でも、大差はないですよ。公開、非公開の判断は、売り主や業者の思惑によって違ってきます。売り主が物件の売却を近所の人に知られたくないという理由で非公開にしたり、とにかく早く売りたいからと公開にしたり。業者のなかには非公開を“餌”にしているケースもあります」  と不動産投資コンサルタントの午堂登紀雄氏。不動産コンサルタントの長嶋修氏も、非公開物件=お得とは限らないという。 「非公開だからといって、売り主が安く売ることを了承しているわけではないですからね。非公開にこだわって間口を狭めるよりも、公開されている物件にあたって交渉すべきです。売り主の事情は個別で異なり、交渉することで相手の思惑が掴めます。結果的にはそのほうが好条件で物件を入手できる確率は高く、スピードも速いでしょう」  非公開という言葉に惑わされず、正攻法で公開物件からスタートするのがよさそうだ。 【午堂登紀雄氏】 不動産投資コンサルタント。プレミアム・インベストメント&パートナーズ代表。自身でも不動産投資を行い、国内・海外に複数の物件を所有。不動産資産は約5億円。著書多数 【長嶋 修氏】 不動産コンサルタント。個人向け不動産コンサルティング会社「さくら事務所」を設立、現会長。マイホーム購入、不動産投資などのノウハウに幅広く精通する。著書多数 ― 不動産投資「どっちがお得?」【3】 ―
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