「新築vs中古」どっちが得か? 基本から学ぶ不動産研究

不動産投資は何かとわからないことが多いもの。そこで物件選びの基本から融資、実際の投資先に至るまで、選択テーマを設定。どっちを選ぶのが得なのか、識者や現役投資家に話を聞いた。

ラクしたいなら高くても新築、リフォーム好きなら安い中古

不動産投資 新築と中古、どちらを選択すべきか、多くの人が頭を悩ますところだろう。 「新築は建物や設備が新しいため、高い家賃を設定でき、10年くらいは修繕を考えなくてすみます。一方、中古の家賃は相場かそれ以下で、購入後の修繕の発生を想定しなければなりません」  とは、不動産投資コンサルタントの午堂登紀雄氏。物件価格と利回りについてはどうなのか。不動産コンサルタントの長嶋修氏が語る。 「新築は価格が高く、総じて利回りは低くなります。対して中古は安く買えるため、利回りは高くなります」  新築は価格の高さがネックだが、「物件に対する銀行の評価が高いので、融資が受けやすい」と午堂氏。逆に中古は古くなればなるほど融資が引きづらくなる。 「でも中古の場合、物件の価格はあってないようなもの。“指値”をすれば市場価格より格段に安く買えるケースが多々あり、そこが一番の魅力ですよ」  こう力説するのはサラリーマン大家の森井雄一氏だ。  双方、メリット・デメリットがあって判断が難しいが、結論はいかに!? 「不動産投資に手間や時間をあまりかけたくない人は、運営がラクな新築を選ぶべき。物件のリフォームを自分でやりたい人は、中古を安く買って取り組むのがいいと思います」(午堂氏) ◆新築 【メリット】 ・融資が受けやすい ・高い家賃がとれる ・しばらくの間、修繕費用がかからない ・運営の手間がかからない ・物件の仕様、間取りなどが思いどおりにできる 【デメリット】 ・価格が高い ・利回りが低い ・入居者ゼロからのスタート ・家賃が年々下がっていく ◆中古 【メリット】 ・価格が安い ・利回りが高い ・指値して値引きができる ・購入後、すぐに家賃収入が入ってくる 【デメリット】 ・融資が引きにくい ・修繕やリフォームにお金がかかる ・運営に手間がかかる ・物件の仕様、間取りが制限される 【午堂登紀雄氏】 不動産投資コンサルタント。プレミアム・インベストメント&パートナーズ代表。自身でも不動産投資を行い、国内・海外に複数の物件を所有。不動産資産は約5億円。著書多数 【長嶋 修氏】 不動産コンサルタント。個人向け不動産コンサルティング会社「さくら事務所」を設立、現会長。マイホーム購入、不動産投資などのノウハウに幅広く精通する。著書多数 【森井雄一氏】 30代サラリーマン大家。2013年9月に本格的に不動産投資を開始。ハイスピードで物件を取得し、1年でキャッシュフローが月100万円突破。現在、アパート9棟72室を運営 ― 不動産投資「どっちがお得?」【1】 ―
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