今もなお、仮想通貨で爆益を叩き出すツワモノは凡人トレーダーと何が違うのか?

キーワードは「半減期」。4年に1度のチャンスが「5月」

〈ドル/円〉日足

約9000万円稼いだ ’19年の戦績&今後の動き予測!〈ドル/円〉日足

「キーワードは『BTCの半減期』と『イーサリアム2.0』です。そもそもビットコインは、マイニング(発掘)をした人への報酬として新たに発行されるもの。採掘できる量には限りがあるため、需給バランスを調整して、価格の高騰を抑える必要がある。そのために新規発行されるビットコインの量を半分に減少するタイミングがあるんです。これが『半減期』です」  半減期はおよそ4年に1度、次は’20年5月と言われている。 「過去には半減期の2~3か月前に価格上昇のピークをつけた。それを踏まえると、今回は2月から3月に価格が高騰するのでは。個人的には8000ドルまで狙っていいと思っています」  半減期手前の価格上昇を見込んで仕込むのも一手、というわけだ。 「さらに年明け早々に主要アルトコインであるイーサリアムの新バージョン『イーサリアム2.0』がリリースされた。これは従来のイーサリアムとはまったく別物。新たに上場されるため、旧型・新型ともに大きな価格変動も起こり得る。少し仕組みは複雑ですが、大きなチャンスです」  最後に’20年の最高値を予測する。 「予想価格は1BTC=200万円で、最高値更新もあり得ると思っています。というのも、ビットコイン価格は現在の時価総額と新たに採掘される量を比較すると、理論上は9万ドル(970万円)になるとも言われているんです」  たゆまぬ情報収拾力とデータ分析力こそ、ヨーロピアン氏の爆益の源。ここは同氏にならい、’20年のイベントに備えてみては?

<’20年の注目テーマ>5月の半減期を材料にして2月がクライマックスになる

 およそ4年に一度と言われるビットコインの「半減期」。次は、’20年5月。過去の事例から鑑みるに、この半減期の2~3か月前に価格上昇のピークが到来、つまり’20年は2月もしくは3月にビットコインの価格高騰が予想される、という。「現時点では半減期については、仮想通貨系のニュースサイトでもあまり話題になっていません。おそらく世間で大きく取り上げられるタイミングが価格上昇の起点になる」とヨーロピアン氏 【ヨーロピアン氏】 資産10億円 マウントゴックス事件を機に技術的側面から仮想通貨に惹かれ、’14年に初めてBTCを購入。翌年から仮想通貨トレードに本格参入した古参トレーダー。テクニカルのみに頼らず、データ分析にも重きを置く手法で一時は資産が12億円程に膨張。DMMにて会員制オンラインサロン「仮想通貨トレーダーズクラブCOINRUN」を運営。ツイッターは@sen_axis 投資歴/5年 ●主な投資手法 スウィングトレード/アービトラージ ●主な投資先 ビットコイン/イーサリアム ●’19年の戦績 +9000万円
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