米エプソン、互換インクカートリッジをブロックして訴訟に。脱消耗品ビジネスは果たせるのか?

脱消耗品ビジネスへの挑戦

 こうした家庭用インクジェットプリンターの黎明期から25年が経った。現在、インクジェットプリンターは、消耗品ビジネスになっている。そのため、互換インクカートリッジとの価格競争に頭を悩ませることになっている。  エプソンも手をこまねいているわけではない。同社は、そうした消耗品ビジネスからの脱却を模索している。その答えのひとつが大容量インクタンクを搭載したモデルの投入だ。新興国で普及が進み、先進国でもシェアが伸びてきている(参照:日本経済新聞エプソン)。  これまでの収入が減る可能性もあるが、印刷枚数が増えることで、最終的な収益が増大する可能性もある。今後、どういった方式がスタンダードになるのか、家庭用インクジェットプリンターの動向を注目していきたいところだ。 <文/柳井政和>
やない まさかず。クロノス・クラウン合同会社の代表社員。ゲームやアプリの開発、プログラミング系技術書や記事、マンガの執筆をおこなう。2001年オンラインソフト大賞に入賞した『めもりーくりーなー』は、累計500万ダウンロード以上。2016年、第23回松本清張賞応募作『バックドア』が最終候補となり、改題した『裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬』にて文藝春秋から小説家デビュー。近著は新潮社『レトロゲームファクトリー』。2019年12月に Nintendo Switch で、個人で開発した『Little Bit War(リトルビットウォー)』を出した。
1
2
PC_middleRec_left
PC_middleRec_right
関連記事
PC_fotterRec_left
PC_foterRec_right