日本人の知らないタイの「洪水事情」。溢れ出た水の下に「ワニ」がいることも!?

タイでは「雨の前の風」も注意

 タイでは雨が降る直前には気圧の前線が走り抜けるためか突風が吹く。地震がほとんどない国なので、建物の造り方や考え方がタイは日本と大きく異なる。突風により看板などが倒壊し、その下敷きになって死亡する人が年に何人もいる。タイ全土でよく起こる事故ではあるが、対策はほとんどなく、雨の前の風にも注意が必要だ。  これから年末の長期休暇、学生の春休みに入る時期はたくさんの日本人がバンコクを訪れることだろう。都心の主要な商業施設は高架電車の駅から直接入ることができるようになっているので、ショッピングなどは問題ない。しかし、最近は観光スポットや人気の飲食店などは裏通りに増えている。そういったところは乾季でもある程度注意をしていた方がいい。
空になった棚

2011年の大洪水では飲料メーカーの流通が滞り、安価なミネラルウォーターの棚が空になった

 タイの雨は局地的に降る。極端に言えば、大通りのこちら側は豪雨なのに、反対側は道路が濡れていないことも珍しくない。そのため、タイでは天気予報が当てにならないというよりはないに等しい。幸いたくさんの在住日本人がブログやSNSに冠水の話をアップしているので、情報は十分にある。冠水するとタクシーなども来なくなってしまうので、足止めされて無駄な時間を過ごすことなってしまうので、念のため、事前に行きたい場所が冠水しやすいところかどうかチェックしておきたいところだ。  タイは乾季とはいえ、雨に注意しなければならない。観光などでの注意事項として参考になればと思う。 <取材・文・撮影/高田胤臣>
(Twitter ID:@NatureNENEAM) たかだたねおみ●タイ在住のライター。最新刊に『亜細亜熱帯怪談』(高田胤臣著・丸山ゴンザレス監修・晶文社)がある。他に『バンコクアソビ』(イースト・プレス)など
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