新型トレーダーが続々登場[FXユーチューバー]実況中継
ユーチューブ人気はFX業界にも波及。近年増殖する彼らはどれだけ稼いでいるのか? 人気FX系ユーチューバーらの本当の懐事情を生配信でお届け!
オレ的ゲーム速報JIN氏
今や小中学生の「なりたい職業ランキング」で上位常連のユーチューバー。そのトレンドはFX業界にも押し寄せている。
「本格的に投資を始めたのは’16年。株高・円安が進んだトランプラリーの波に乗り4000万円くらい儲けたんです。FX動画をアップするようになったのも同じころ」
こう話すのはFX系ユーチューバーの先駆者的存在のJIN氏。週に3本、自身のトレード成績などに関する動画を配信中だ。
「自分のトレードはファンダメンタルズ重視。基本的には株高・円安だと思っているので、悪いニュースが出れば買い、さらに下がれば買い増して、上がったら利益確定というスタイルです。下げても強制ロスカットされないよう、FXとCFDで合計1億5000万円ほどの資金を入れてあります」
’16年以降、NYダウ・ドル高相場に乗って順調に資産を増やしたJIN氏だったが、昨年後半からの円高で苦境に立たされた。買いポジションが膨らみすぎ、下げ相場で6000万円の損失に!
「日経平均が2万円を割った年末は吐きそうでした。追証対策のため積み立てしている保険から4000万円を借り入れしたほどです」
JIN氏が報告した大損の数々
さらに打撃を与えたのが、今年1月のフラッシュ・クラッシュ。
「豪ドル/円を200万通貨以上買っていたら76円から70円まで暴落。底で強制ロスカットされて2500万円の損失を出しました」
現在JIN氏が抱えるポジションの数々。1月のフラッシュ・クラッシュ以来、強制ロスカットを避けるために両建て(売り・買い両方のポジションを持つこと)したことが裏目に出て、米ドル/円の売りで200万円弱、買いで900万円弱の含み損を抱える。さらに英ポンド/円やNYダウ、日経平均の買いポジションなども“赤字”になっており、トータルの含み損は約3000万円に!
ところが
苦境に陥るほど動画の再生回数は増えていったという。