1ヶ月500万円の利益も!達人に聞く「恐怖指数」で稼ぐ法

 金融市場が荒れ模様を察知すると上昇するVIX指数。「恐怖指数」とも呼ばれ、指数に連動した金融商品が人気で、手堅く稼ぐ手法が存在する。達人2人に攻略法を聞いた!
一時的に急騰しても必ず元に戻る!

一時的に急騰しても必ず元に戻る!/VIX指数の月足チャート。’08年のリーマンショック時には一時的に89.5をマークしたが、1年半後には平常時の水準に復帰。恐怖指数が天井知らずに上がることは世界の終わりを意味するので、いずれ下がるものと捉えてよい

1か月で500万円の利益! 「急騰してもまた戻る特性」を逆手に取れ

 米中貿易摩擦の煽りを受け、日本の株式市場は停滞モード。トランプと習近平のチキンレースに決着のメドは立たず、日韓関係も近年稀にみるほどの悪化ぶり。世界動向にきなくささが漂ってきている。  マーケット全体がリスクオフに向かえば、金や円が買われるというのが投資では定石だ。だが最近では、VIX指数――別名「恐怖指数」に連動した金融商品をトレードして圧倒的な利ざやを稼ぐ情報強者も出てきている。

「いずれ定位置に戻る」特性を生かして売る!

 VIX指数とは、米国株の代表的な指数であるS&P500をもとにシカゴ先物取引所が算出した数値。数字が高ければ高いほどマーケットが「危険」と判断していることを示し、過去12年分の推移は下のグラフに挙げたとおりだ。  通常時は10~20で推移することがほとんどだが、注意すべきは「○○ショック」と呼ばれるような緊急時。過去を遡るとリーマンショックでは瞬間的に89.5をマーク。だがそれ以降は’15年のチャイナ・ショックで53には到達したものの、ギリシャ危機(’11年)や米国債の値下げ(’11年)、昨年のVIXショックでも50までの上昇だった。  危機が過ぎれば、VIX指数はやがて10~20の“定位置”に戻るという特性を持つ。この、「世界経済に大きな危機が訪れると急騰するが、やがて落ち着いて元の水準に戻る」という特性を生かしたトレードが「VIXショート」と呼ばれる手法だ。 「VIX指数に連動した金融商品があって、国内業者では唯一GMOクリック証券が取り扱っています。僕が愛用しているのは米国VIというもの。上昇していったら売り増ししていき、下がったら細かく利確。これを機械的に繰り返していくだけです」  そう語るのは、サラリーマンで投資家のあやたか氏。20代ながら資産50万円から5000万円まで増やした辣腕トレーダーだ。
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VIX指数が50を超えても耐えられる運用が鍵
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